何気なく使ってるバスケ用語解説part 2

今回は、何気なく使ってるバスケ用語解説part 2です。
part 1でも何個かは書いたんだけど、
今回はさらに詳しく他のことも書いていこうかなー。
スタッツで測れないことが試合には山ほどあるからね。
ブログでめちゃくちゃ使っている単語だけど、
何だこれって思っていた方も多いかなーと。
改めて簡単に説明していきますが、
知ってる方は流し見るくらいの感覚で大丈夫です👌
part 1では下記の単語を例を出しながら書いた。
・TS%
・EFG%
・±値
・ネットレーティング
・ディフレクション
こんな感じです。
どうしてもスタッツの表面以外だと、
マニアックだからあんま知られていないよね。笑
ただ、ロールプレーヤーを知る上では必須なんだー。
てことで、今回紹介する単語を挙げていこう。
何気なく使ってる重要用語
今回も、特に重要な単語をまとめてみました。
・AST /TO比
・usage%
・DIFF%
・pace
これらは基礎的であり、めちゃくちゃ重要な単語。
順々に詳しく説明していきます!
AST/TO比
AST/TO比とは、アシストをTOで割った比率のこと。
んー、こういう言葉はよく分からんよね。笑
さらに噛み砕いていくと、
アシスト何本につき、ターンオーバーしてしまうか。
ここで優秀なプレーメーカーを思い出してほしい。
ルビオやCP3とかって全然ターンオーバーしないよね。
なのに、アシスト数はすごく多い。
やっぱりカッコいいアシストをする選手は目立つし、
パスがうまいイメージはあるんだけど、
実際には細かく見ると違ったりするんだよね。
じゃあ、ロンゾとルビオで例えてみよう。
ロンゾのAST/TO比:2.28
ルビオのAST/TO比:3.27
差を考えると約1本も異なるんだよ。
ロンゾはめちゃくちゃカッコいいパス出すけど、
ターンオーバーもその分多いってことなんだ。
どっちがうまくコントロールしてるかと言えば、ルビオに感じるよね。
そういうのが分かるのがAST/TO比なんだ。
ペリカンズの未来はロンゾにかかってるって
書いたのもそういうことだったりする。
ロンゾが遅攻を覚えてターンオーバーしないだけでも、
たぶん結構変わるんじゃないかな。
堅実なプレーメイクをする選手が控えにいるだけで、
点差と時間をつなぐことができるんだよ。
それが分かる重要なデータだよね。
usage%
じゃあ、次のusage%を簡単に説明しよう。
これは、オフェンス時の一人の選手の負担を表したもの。
バスケは5人だからみんなバランスよく攻めたら、
一人につき20%になるよね。
でも、実際にはヤニスやハーデン、ドンチッチは35%を越えている。
彼らは約2人分のオフェンスをしているってこと。
そう考えたら彼らがどれだけ大変か分かるよね。
でも、逆にこの率が高い選手を機能させなければ、
チームはそれだけ機能しなくなるってことなんだ。
相手が必死に潰しにいくわけだよね。
まーそんなことが読み取れるのがusage%
DIFF%
じゃあ、次はDIFF%いこう。
これは、どれだけFG%を下げたかが分かるデータ。
めちゃくちゃすごいデータなんだよねー。
真のディフェンスの上手さが分かるよ。
例に出すと分かりやすいのは、ドラモンドかな。
【今季ドラモンドスタッツ】
STL:1.9本(リーグ3位)
BLK:1.6本(リーグ11位)
かなりのディフェンススタッツを残しているよね。
これはもう、即DPOY(最優秀守備選手)でしょ!
いやー、ちょい待たんかい!
せっかくだしDIFF%まで見よーや。
DIFF%:1.4%
おい、ドラモンドFG%上げてしまってるやん。笑
実はドラモンドはセンターにしては良くないんだ。
※参考までにヤニス:−9.7%
マッチアップしたら10%もFGを下げるヤニス。
ヤニスってやっぱりすごい。笑
ズバッチは3位で−7.7%だけどね。
LACのズバッチは絶対になめたらいかんよ。笑
彼のすごさは深く知らないと絶対に分からない。
これがドラモンドの守備の上手なイメージがない理由。
DIFF%ってやっぱり奥が深い。
PACE
最後は、この前記事にしたpaceについて。
バスケを知る上でpaceは外せないよね。
これは1試合の平均ポゼッション数が分かるデータ。
速いバスケを展開するチームもいれば、
遅いバスケを展開するチームももちろんいるよね。
そんなのが丸わかりになるのがpaceです。
参考までに、ペリカンズとナゲッツを考えよう。
ペリカンズpace:103.96(リーグ2位)
ナゲッツpace:97.66(リーグ29位)
約6回ポゼッションに差があるのが分かるよね。
それだけ速ければ得点も多いし、失点も増える。
paceの差は得点スタイルの違いにも直結する。
※長いので英3文字表記でチーム表してます。
速:MIL、HOU、MIN、NOP
→3P主体、爆発力
遅:DEN、UTA、IND、OKC
→2P主体(ミッドレンジ)、正確性
こんな構図も見えたりするんだよね。
最近の主流は高速展開に3Pシュート。
でも、そんな簡単じゃないのがバスケの良いところ。
遅いチームだろうが強豪はいる。
ただ、ここで一つ面白いのがラプターズ。
彼らはトランジションでの得点はリーグ1位。
でも、paceはリーグ14位と超ど真ん中。
これを見るとただ速いのが大事なわけではなくて、
メリハリやpaceの使い分けが一番大事ってことなんだ。
遅攻と速攻をもつラプターズはとても優秀。
ニックナースとラウリーさすがです。
毎回こういうの書くとラプターズに行き着くんだよなー笑
結論、ラプターズってやっぱりすごい。
重要単語の説明はザーッとそんな感じです。
他にもまだまだ知って欲しいのは多いから、
これpart 3もどっかでやるだろうなー。笑笑
長々とありがとうございました🙇