地味じゃなくなったブログドン

今回は地味じゃなくなったブログドンについて。
このブログを書こうと思った理由は、
目立たない選手にこそ価値があると思うから。
そして、ある意味でこのブログを立ち上げた理由の、
ブログドンなんだけどさ、最近エースじゃね?笑
てか、めちゃくちゃ目立ってね?笑
ちょっとこれはブログ的にもまずいよ笑
ブログドンは3.4番手にいたら理想の選手。
ハリソンバーンズもそうだね。笑
けど、オラディポがいない期間が長くて気づくとエース笑
でも、これは彼の適応力の高さでもある。
チームに求められる役割をちゃんとこなせている。
まー地味ではなくなってるけどね。笑
てことで、今回は目立ってしまったブログドンです。
今季成績
MIN:30.7分
PTS:16.3点 AST:7.1本 REB:4.7本 STL:0.7本
FG%:43.9% 3P%:31.3% ±:2.0
EFG%:48.5% TS%:53.7%
相変わらずバランスの良いスタッツ。
アシストと得点もほんとによく頑張っているよ。
±値はサボニスの次でチーム2位だしさ。
彼がチームにとって、いかに重要かがよく分かる。
ただ、今季のブログドンの得点効率は相当落ちている。
これは、チーム事情もあるからしょうがないけどさ。
なんせ、彼はペイサーズで目立ってしまっている。
もう地味なブログドンではない。笑
昨季50-40-90を達成した選手だけど、
今年はそれからは程遠い成績になってしまった。
今季はプレーの変化が多すぎる。
こんな感じで変化は多すぎるんだけど、
それに伴って適応力も見せているよ。
変わってしまったブログドン
○usage%:20.2%→24.7%
これは、彼のプレーの関与の多さや負担を表している。
バックス時代はヤニスやミドルトンがいた。
ただ、ペイサーズに主役タイプのハンドラーはいない。
サボニスはボールを運ぶタイプではないし。
オラディポも不在期間長かったからね。
それだけ、ブログドンが中心になる必要があった。
その通りに数値でも出ている。
○一回あたりのボール保持秒数
3.74秒→5.30秒
これもすごく顕著なんだ。
元は3秒代だったのに、
今は一度持ったら5秒以上コントロールしている。
もうこれは、十分目立っているよね。
もはや地味でもなんでもない。笑
プレーは基礎的なことが多いから地味ではあるけどさ。
で、この5秒っていうのは、
ケンバやルビオやCP3よりも上。
ガード陣の中でも、長く持っている方なんだ。
そして、もう一点。
○タッチ数:52.3回→77.4回
これはチームでもサボニスの次に多い。
前は必要な時にゲームをコントロールして、
必要な時に決めきるのがブログドンだった。
まー簡単に言うと、脇役の選手だった。
でも、今は違う。
ブログドンが完全にチームの主役の1人になっている。
この影響がプレーでも大きく表れている。
プレーに起こった変化
・ドライブの質
・キャッチ&シュートの減少
・プルアップの増加
・全体的な質の変化
ドライブの質
○ドライブ
回数:10.1回→14.4回
得点:6.5点→6.7点
FG%:53.3%→46.5%
ドライブの回数は増えているのに、
点に結びつく確率が大きく減っているんだよね。
実際に、そこから得点を取れていない。
昨季のブログドンはこの面でも効率が高かった。
ここでも50%越えているしさ。
マークの相手が変わったこともあるだろうな。
彼への相手チームの警戒すべき優先順位が上がった。
シュートアテンプトの変化
○キャッチ&シュート
得点:4.2点→1.2点
FG%:48.1%→31.1%
これも凄く分かりやすく変化しているよ。
キャッチ&シュートの機会自体が減っている。
ハンドラーの役割が増えて、プルアップになる。
その分負担も増えて、確率も落ちてしまう。
15%以上下がってしまっているからね。
○スポットアップ
得点:4.9点→1.4点
FG%:52.0%→33.3%
これもキャッチ&シュートに関連するデータだよ。
チームの彼に求める役割の変化が分かるだろう。
○プルアップの増加
得点:1.3点→6.8点
FGA:1.9本→6.9本
FG%:29.4%→42.5%
キャッチ&シュートの質と量が落ちてたけど、
その分プルアップで取り返すのがブログドンの良さ。
適応力の高さが表れているよ。
ここに書いてないんだけど、
ミッドレンジは成功率が50.6%を越えている。
ミッドレンジを決めきる能力からも、
リーグで1番3Pの少ないペイサーズに適応している。
もちろん、彼の成長はこれだけじゃない。
パスの面での成長は顕著なんだ。
パス面の成長
○パス数
36.6本→56.7本
タッチ数が増えたから、これが増えるのはよく分かる。
でもね、これには表れていないことがある。
今季ブログドンのパスは20本増えながらも、
ターンオーバーは1本しか増えていないこと。
これめちゃくちゃ凄いことじゃないかな。
次のデータ見て!
○アシスト
3.2本→7.1本
○AST/TO比
2.25本→2.98本
アシストは倍以上にして、ターンオーバーは増やさない。
やっぱり彼は天才だなー。笑
適応力とプレー精度の高さ
これが彼の魅力なんだ。
○ポテンシャルアシスト
6.2本→12.7本
○パスの内アシストが占める割合
(フリースローやセカンダリーアシスト込み)
10.4%→15.5%
この2点からも、彼のパスの質の変化が分かるだろう。
プレーメーカーとして抜群の安定感を誇っている。
まとめ
ブログドンの得点効率は落ちていたけど、
それに伴って、新たな強みを発揮している。
チームによって求められる役割は違えども、
常に安定をもたらし貢献し続ける。
彼がいかに優秀な選手か分かるだろう。
ペイサーズには、彼だけではなくマッコネルもいる。
なんていいチームなんだーーー!笑
オラディポなしで東の5位にい続けられたのは、
彼のような選手がいるからだよ。
サボニスとブログドンが、
チームのクオリティを維持し続けたんだ。
こういう選手好きなんだよなー。
だからこそ、ブログ始めようと思った!笑
地味にうまい選手の1番はブログドンだったからなー笑
長々とありがとうございました。
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データ引用元:
https://stats.nba.com/
作成日:2020年7月23日