ヒートのMIP候補ダンカンロビンソン

ヒートのMIP候補ダンカンロビンソン

今季、東で4位を走るマイアミヒート


レブロンやウェイドが築いた王朝が終わり、
レジェンドが去って始まった今シーズン。

レジェンドのウェイドが残した遺産は、
ジミーバトラーというヒートの魂を宿した男


アデバヨやナン、ヒーローの台頭、
これらが大躍進できた理由の1つだろう。

だが、1人絶対に忘れてはいけない男がいる。

 

それが、MIP候補のダンカンロビンソンだ。

個人的にはアデバヨよりダンカンロビンソンの方が、
MIPにふさわしいんじゃないかと思う。

アデバヨやバトラーがインサイドで力を発揮できるのは、
彼のおかげが1番大きいだろう。

 


今季のヒートはダンカンロビンソンがあってのもの。

今回は、彗星の如く現れたダンカンロビンソンに、フォーカスして書きます。

 

今季成績

MIN:30.0分
PTS:13.3点  AST:1.4本  REB:3.3本
FG%:46.7%  3P%:44.8%  ±:4.8


EFG%:66.5%  TS%:67.8% usage%:15.4%

 

去年からの成長がすごいよね。
50-40-90にも近く、本当に優秀なダンカンロビンソン。


少ないusage%なのに、任されたタイミングで決めれるのが彼の長所。

3P本数:243本 (リーグ3位)  ※2位のヒールドは244本
3P%:44.8% (リーグ4位)

 

これだけ打っているのに、この確率は恐ろしい。
今季始まるまで知らなかった選手の数値ではないよ。

これ、もうMIPでもいいでしょ。笑
どこのチームもめちゃくちゃ欲しい選手だと思う。

 

ダンカンロビンソンの特徴

・3Pへの自信
・キャッチ&シュート職人
・チームへの貢献度の高さ

 

3Pへの自信

今季、彼を象徴するのは間違いなく3Pだよね。誰が見てもすごいし、抜群の安定感。


3Pへの自信って見出しにしたんだけど、それが現れているデータがいくつかある。

FGA:9.4本     3PA:8.4本

 

これは3Pへの自信を象徴しているよ。シュートのほとんどが3Pなんだよ。


まず、こんなの考えられないよね?笑


どんなシューターでも、ここまでハッキリ3Pに振り切っている選手は少ない。


前に書いたレディックだって、ここまでではないよ。
これだけ3Pに振り切っているのが、彼の特徴。

3Pへの自信が他のデータからも分かる。

 

【ディフェンス状況別の3Pシュート】
タイト      1.0本(2.5本) 40.6%
オープン     1.6本(3.4本) 47.9%
ワイドオープン  1.1本(2.3本) 45.9%

 

どんなシチュエーションでも気にせず打っている。マークにつかれようが関係なく決めているよね。


タイトでも問題なく打っていく。それで、これだけの3P%は凄すぎる。

キャッチ&シュート職人

ダンカンロビンソンが高確率を維持できるのは、
ほとんどのシュートがキャッチ&シュートだから。


自分の打ちやすい状態でパスをもらって、
ドリブルをつかずにすぐ打っていく。

これが彼のスタイル。

 

【キャッチ&シュート】
FGA:7.1本  3P:3.2本(7.0本)
3P%:45.8%  EFG%:68.3%

 

キャッチ&シュートのほとんどが3Pなんだ。
そして、かなりの高確率。


EFG%からも分かる通り、
彼はリーグトップクラスの得点効率を誇っている。

 

プルアップ】
FGA:1.3本  3P:0.5本(1.2本)
3P%:39.2%  EFG%:54.3%

 

プルアップだろうと、39%も決めてるのも見事だよ。

ただ、分かることはプルアップはほとんど打たない

 

パスをもらう前にすぐ打てるシーンを作るそれが、彼のプレーの全てだと思う。

それが現れているのがこのデータ。

 

ドリブル毎の3Pシュート】
0ドリブル:3.3本(7.1本)_45.9%

1ドリブル:0.3本(0.9本)_36.1%

2ドリブル:0.1本(0.2本)_54.5%

 

ほぼキャッチ&シュートなのがよく分かるだろう。

1回ドリブルをついただけで、確率が10%近くも落ちるんだ。


だから、相手チームはキャッチ&シュートを防ぐディフェンスをするよね。
それはめちゃくちゃ理にかなってる。


ダンカンロビンソンに関しては、その守備が1番だろう。

レディックとかは全然違うシューターだから面白いよね。
同じシューターであっても、得意なシチュエーションには大きな違いがある。

 

キャッチ&シュートに特化したシューター

 

ダンカンロビンソンを表すならこの言葉以外にないかな。

 

チームへの貢献度の高さ

【OFFRTG】113.9 112.2

【DEFRTG】106.2 109.2

【NETRTG】 7.7  3.0

※左がダンカンロビンソン、右がヒート

 

OFFRTGとNETRTGはチーム1位。

DEFRTGでも、チームの主要選手で2位。


チームとして彼が出場している時間が、ヒートが1番強いって証拠だよね。

バトラーは今季インサイドでのショット数が増えた。
今季は元々少ない3Pも大きく減っている。

アデバヨも同じく、3Pを一切打たない選手。

 

これからも分かる通り、ヒートはインサイドで渋滞しかねないチームなんだ。

だけど、そんな彼らが上手くいっているのは、
驚異的な3Pシューターがいるから。


相手はインサイドに収縮しないわけにはいかず、
キックアウトでのダンカンロビンソンが活きてくる。


インサイドをメインに使うチームとしては、
彼のような選手のマッチ度は高いよね。

 

まとめ

これを見て欲しい。

やっぱり、彼は生まれ変わってるよね笑
個人的には、グラハムやアデバヨよりすごいと思うなー。


もちろん、2人ともすごいんだけどねー。
個人的には、彼にMIPを受賞してほしい!

今季のヒートはダンカンロビンソンがいるから強いんだ。

長々とありがとうございました😊

 

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