若きグリズリーズを支えるバランチュナス

前回の記事までに、
グリズリーズのオフェンスの変化をまとめました。
タフな2Pとフリーの3P
これが特徴だったかなー。
そして、ちゃんと決め切れるのが今季の特徴。
これに伴い、パスの質も変わってきてたよね。
てことで、今回でグリズリーズは最後の記事です。
最後だしせっかくなので、
グリズリーズの中で超重要な人物を紹介したい。
めちゃくちゃ考えまくった結果、
モラントや3Jでもなくバランチュナスを紹介したい。
地味な選手にフォーカスしたいブログなので!笑
モラントはまだ20歳と若いのに、
FG%が50%近くのガードだから超優秀です。
以上。
彼が凄いのはみんな知ってるからね笑
このブログで書くまでもないくらい、
他の記事に取り上げられてるからさ。
で、今回書くバランチュナスなんだけどさ、
個人的にNBAの中でも、
トップクラスに過小評価を受けてると思う選手なんだー。
彼がラプターズを離れてから、
チームは去年優勝しちゃったから、
評価されにくくなったのも大きいだろうなー笑
今季成績
MIN:26.3分
PTS:14.9点 AST:1.8本 REB:11.2本
BLK:1.1本 FG%:58.6%
EFG%:60.8% TS%:63.1% usage%:21.0%
出場時間は少ないんだけど、
その中で平均ダブルダブルの活躍をしている。
リバウンドはリーグ9位の11本もとっているからね。
個人的にはバランチュナスって、
リーグトップクラスのリバウンド力だと思うんだよねー。
それで気になって調べてたら、
リーグ15位の選手までは、みんな出場時間が30分以上。
特に上位はみんな32〜33分は出場していた。
でも、バランチュナスは26分のみ。
やっぱり、リバウンドが強すぎる。
イメージ通りなバランチュナス。笑
得点面でも頑張っているし。
ほんとにグリズリーズの躍進を支えているよ。
○usage%の変化
29.7%→21.0%
去年は約30%だったけど、今年は大きく改善。
そもそも、グリズリーズのいいところって、
アンセルフィッシュな選手が多いところだと思う。
モラントもそんなタイプだよね。
チームに平均得点15点以上は3人。
バランチュナスも14.9点だしほぼ同じだよ。笑
だから、実質4人もいる。
平均得点10点以上は6人。
みんなでボールをシェアしながら点を取れるチーム。
バランチュナスは去年よりFG%を4%も上げてるし、
チームのバスケにうまく適応しているよね。
めちゃくちゃ凄いバランチュナス
PIE:16.2 (リーグ10位)
これが何を意味するか。
PIEとはプレイヤーの貢献度や影響力の高さを示したもの。
ラスやPGやCP3やビールよりも上だからね。笑
まーセンターが伸びやすいんだけどね。笑
これはチームでもダントツで、モラントよりも遥かに上。
バランチュナスは凄すぎるんだよ。
なぜ、バランチュナスこんなに貢献度高いのか笑
○ダブルダブル数 33回 (リーグ12位)
リバウンドと得点をよくとっている証拠だね。
貢献度や影響力がほんとに高い。
○今季のバランチュナスREB爆発試合
17reb試合 3試合
18reb試合 3試合
19reb試合 2試合
25reb試合 1試合
こんな感じだからね笑
暴れまくっている。
25リバウンドって周りは何してたん?笑笑
リバウンド力でチームに大きく貢献しているよ。
20得点超えの試合も多く、爆発力は健在。
ダブルダブルの数が、
チームへの貢献度と爆発力を示しているよ。
リバウンド分析
リバウンド%
19.7% (リーグ4位)
オフェンスリバウンド%(25分以上出場選手)
11.1% (リーグ7位)
ディフェンスリバウンド%(25分以上出場選手)
27.7% (リーグ7位)
どれ見ても、リーグでトップクラスのリバウンド力。
オフェンスリバウンドもディフェンスリバウンドも関係ない。
とにかくリバウンドを取りまくるのがバランチュナス。笑
やっぱり貢献度が高いです。
ただ、これだけだったら地味じゃないし、
記事にするのモラントで良くね?ってなるよね。
でも、ここでバランチュナスを記事にした理由は、
チームの黒子としての動きもすごいから。
チームの黒子としての貢献度
【オフェンス面】
スクリーンアシスト数合計
241回 リーグ10位
スクリーンでチームの得点をアシストしているよ。
アシストは少なくとも、裏で得点の手助けをしている。
前の記事に書いたけど、
グリズリーズはタフショットの多さがリーグNo.1。
チームのタフショットの多さを可能にしてるのは、
バランチュナスのスクリーンやリバウンド力。
もし、シュートを外したとしても、
リバウンドを取ってくれる選手がいるから、
周りは安心してシュートを打てるんだ。
タフショットグリズリーズにとって超重要人物。
【ディフェンス面】
タフな2Pを作った数
平均9.7回 (リーグ7位)
1試合あたりこれだけ相手をタフショットにしている。
ちゃんとディフェンス面でも貢献しているよ。
出場時間も短いのにね。
合計ももちろんすごい。
合計:601回 (リーグ5位)
ロペス、ゴベール、ジャレットアレン、ホワイトサイド
ディフェンスで有名な選手たちの次だよ。
バランチュナスの守備での貢献度の高さが分かるだろう。
個人的に1番評価しているデータ
1試合のボックスアウト数
5.9回 (リーグ2位)
これは、アデバヨが上にいるだけです。
非常に優秀なバランチュナス!!
リバウンドを味方に取らせるし、自分も取れる選手。
この両方でトップレベルはバランチュナスだけなんだ。
ボックスアウトにランクインする選手で、
リバウンドを多く取れている選手はほぼいない。
だからこそ、バランチュナスは貴重な選手。
チーム想いな選手
汚れ役を担ってくれる選手
頼りたいときにいてくれる選手
それが、バランチュナスなんだ。
まとめ
グリズリーズ三編これで完結です。
バランチュナスの貢献度の高さが理解できたでしょうか?
NBAの中でも、過小評価の代表格だと思うよね。
うまくいっているグリズリーズを支えているのは、
彼のような選手が裏で頑張っているから!
長々とありがとうございました。
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データ引用元:
https://stats.nba.com/
作成日:2020年7月23日