何気なく使ってるバスケ用語解説

今回の記事では、いつも何気なくブログの中で、
使っている用語について簡単に解説します。
スタッツだけでは分からない、
効率や貢献を図れるデータがある。
もしかしたら、今までたくさん使っていたけれど、
意味が分からなかった人も多いかもしれない。
既に知っている人は流し程度に見てみて下さい。
何気なく使っている用語
データを見ている上で特に重要だと思うのは、
・TS%
・EFG%
・±
・ネットレーティング
・ディフレクション
この辺りです!
この辺りの数値は、スタッツの表面以外のプレーが反映されやすいんだ。
例えば、カルーソやディヴィンチェンゾなどは、
なかなかスタッツでは表れにくい選手。
だけど、そんな彼らを評価するためにあるのが、
ネットレーティングや±だったりする。
ネットレーティングは、オフェンスレーティングとディフェンスレーティングの差。
これが高いということは、
紛れもなくチームにプラスをもたらしているということ。
これの大事な点は、出場時にオフェンスを促進しても、
ディフェンスでやられていたら伸びないということ。
攻守両面での活躍が反映されるんだ。
±値
±値は、その選手の出場時にどれだけの点差がつくか分かる数値。
例だと、マービンバクリー三世とかが有名かな。
彼は個人スタッツは優秀だったりするけど、
出場時にキングスはうまくいかない傾向にある。
こういった選手は伸びにくいんだ。
スタッツだけでは分からない、
その選手の貢献が計れるデータといえる。
EFG%
他にも度々書いているTS%やEFG%
この数値は超重要!
簡単に説明すると、両方とも得点の効率を指したもの。
ただ、EFG%はFGを中心にした得点効率のこと。
なので、いくらファールドローがうまくても関係ない。
だから、もちろんシュートが成功しやすいセンターが伸びやすいデータ。
前にも書いたけどジョージヒルはガードなのに、
異常に高いから半端ないんだ。
TS%
対して、TS%はシュートの効率だけでなく、フリースローを含むデータ。
=オフェンスの効率
例を挙げると、ハーデンが分かりやすい。
ハーデンは1試合にフリースローを11.8本打っている選手。
こんな選手のことがよく分かるのが、TS%なんだ。
ちなみに今季のハーデンのデータだと、
EFG%:53.0% TS%:61.4%
一見、ハーデンはFG面だけで見ると決して効率は良くない選手。
だけども、ハーデンは止められない選手と言われている。
これはなぜか、ファールドローが異常に上手すぎるから。
そんなデータが、TS%だとよく反映されている。
徹底マークやダブルチームを受けているのに、
ハーデンが決め切れるのがよく分かるよね。
だから、ハーデンは寄るとファールをもらうし、
寄らないと確実に決めてくる選手であるということ。
ディフレクション
あとは、ディフレクションも重要!
ディフレクションは、ボールを触ったり、ドリブルやパスをさらせること。
そらした結果、奪えたらそれはスティールになる。
まースティール未遂みたいな感じかな。
実際にプレーしてたら分かると思うんだけど、
ボールは取られずとも触られたり、
弾かれたら単純に精神的に苦痛だよね。
ボールをさらしにくくなるし、余裕がなくなる。
だから、これが多いとディフェンスが優秀なことが多い。
べバリーが評価されるのは、こういう点だったりする。
ポテンシャルアシスト
最後は、ポテンシャルアシスト!
これは、成功する可能性の高いパスを受け、
シュートを放ったが外れた場合のこと。
だから、攻めとしては崩せているということ。
崩しのうまいチームや決めきれないチームが伸びる傾向にある。
ラプターズが優秀なのはアシストも多いのに、
ポテンシャルアシストも多いということ。
彼らは、紛れもなく相手を崩せていることが分かる。
セカンダリーアシストが多い点もその証拠なんだ。
これらが、意外と面白いデータなんだ。
スタッツの裏側や貢献度がすごく分かりやすい。
地味なプレーヤー達が輝ける点でもある!
まだまだテイクチャージやAST /TO比とか、
たくさんあるけど、今回はこの辺で!
地味な選手やロールプレイヤーを見る上で、
この数値はとても大事なのでいつも調べて見ています。
スーパースターだから必ずしも優秀とは限らないよ。
出場時に貢献していなければ意味がない。
今後も、目次の感覚で見てみて下さいねー!

