ラプターズが強豪で居続けれる理由

ラプターズが強豪で居続けれる理由

去年からの大きな変化があったのに、
未だに勝ち続けているチームといえば、

ラプターズだ!

今回はそんなラプターズについて書いていこう!

優勝後に、絶対的エースのカワイレナードが去り、
新たにチームが変わってしまった。

しかし、現在でも東の2位として君臨している。

 

自分はラプターズは落ちるだろうなーって思ってました。
たぶん、そんな人も多いかと。笑

ただねー、ラプターズ今年も強いんだわ笑


ラウリーを軸に良いバスケットを続けているよ。

今回の記事は、去年と比較して見て欲しいので、
最初に去年のカワイレナードの成績を書いときます。

【昨季カワイレナード成績】
PTS:26.6点  AST:3.3本  REB:7.3本 
STL:1.8本  FG%:49.6%   3P%:37.1%

usage%:30.0%

これだけの大エースがラプターズを去ったのに、
今年も安定して強いラプターズ。

不思議だよねー。

大きな理由を一つだけ挙げるとしたら、
レナードが去年60試合しか出場してないということ。

これは大きいんじゃないかな。
レナードがいない体制に慣れていた。

そして、22試合の欠場のうち、17試合でラプターズは勝利していたこと。

これがラプターズが今年も強い理由だろう。
レナードに決して依存していなかった。

今季成績

現在42勝18敗(イースト2位)※去年は右側

・得点数:112.8点   (13位)  114.4点
・アシスト:25.5本  (10位)  25.4回
・リバウンド:45.3本 (14位)  45.2回
・FG%:45.8%     (18位)  47.4%
・3P%:37.8%      (4位)  36.6%
・BLK:5.05回     (15位)  5.3回
・STL:8.78回     (2位)  8.3回
・FT%:79.7%      (7位)  80.4%

・ディフレクション:17.4回  (2位)

 

スタッツで見ると、
リーグでの順位的にそんなすごいわけではないんだよね。

ただ、いくつか良さもある。

アシスト、スティール、ディフレクション、3P%、フリースローとかね。

効率の良さが特徴。

ただ、一つだけ気づいて欲しいのが、
去年とほとんどスタッツに変化が起こっていないこと

 

これこそ、レナードなしで勝てている理由。
レナードがいなくても同じ強さなんだ。

次はレーティングの面から。

【OFFRTG】
112.6→111.2

【DFFRTG】
106.8→104.9

【NETRTG】
5.8→6.3

 

不思議なのが、去年より RTGが上がっているということ。

オフェンス面ではレナードの影響もあり下がっているが、
基本的に力をキープできている。

主な要因として考えられるのは、

・ラウリーの出場タイムでカバー
・シアカムのオールスター化
・ロールプレーヤーの成長

大きく捉えると、これらの成長でキープできている。

 

ディフェンス面では、
レーティングから分かる通り、
チーム全体のディフェンス力が向上している。

 

主な要因として考えられるのは、

・アヌノビーのプレータイム上昇
・ブーシェーが機能
・RHJのディフェンスでの万能性

 

ディフレクションやスティールの多さからも表れている。

この辺りが、昨季との大きな違いでもある。
レナード1人の影響力をチーム全体でカバー。

1人では及ばなくても、チームでカバーできている。

強豪を示す他の重要ポイント

○セカンダリーアシスト:4.1本 リーグ1位

パスを受けた選手が1秒以内にアシストした本数のこと。

ラプターズのパス交換がいかに有効かを示しているよ。

パス回しから、パスを受けた時点で勝負ありの状態が
作られているということだからね。


セカンダリーアシストの多いチームは、
アシスト数が多い傾向があるんだ。

 


○ポテンシャルアシスト:48.2本 リーグ5位
※去年 46.1本 13位

 

パスを受け取った選手が1ドリブル以内にシュートを打った際のパス

そもそも、ポテンシャルアシストが多いことは、
相手を崩せているということだからね。

セカンダリーアシストやポテンシャルアシストからも、
ラプターズのパス回しがいかに優れているか分かる。

 

○1試合あたりのキャッチ&シュート
33.0点 (リーグ3位) 
3P%:38.8%

キャッチ&シュート多い=シュートの質が高い

そう思ってもらって大丈夫。
そのくらい、大事なことなんだ。

プルアップよりも明らかに効率が良いし、
その局面を多く作れているからそれは強いよね。

○ファストブレイクポイント  19.2点 リーグ1位
○被ファストブレイクポイント 12.3点 リーグ5位


ファストブレイクが与える影響は、
相手へプレッシャーがかかるということ。


そもそも、速攻とつながるポイントで、守備が必須。

外した後の速攻を警戒しないといけないため、
相手チームは精神的に削られる。

これができるのも、ディフェンスが強いから!

 

これだけで分かる通り、
速攻とセットオフェンスを両立するラプターズは強い。

まーこれは、ラウリーとナースの強み。
彼らのIQの高さだよ。

 

○ペイント内失点
42.0点 リーグ2位

ペイントで点を取られないのは、速攻にもつながるよね。
速攻で点を取られないから、ペイント内でも取られない。

ラプターズが強い理由は、だいたいこんな感じです。

今季で契約が終わる選手が多いから、
チームとしては大きく変わってしまうかもしれない。

ただ、ニックナースがいる限りは強いチームでい続けられる。

彼の調整力はNBAのHCでもおそらくトップだろう。
ファイナルで見せた、ボックス&ワンでカリーを徹底的に抑える戦略。

あの指示を出せるのは、間違いなくナースだけ

もちろん、ラウリーも重要な選手だね。

ラプターズが強豪でいられるのは、間違いなくラウリーのおかげ。

 

長々とありがとうございました。

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