レイカーズを支えるダニーグリーン

レイカーズがここまで強い理由は、
ADの加入、レブロンの最強さ、ハワードの活躍などなど。
カルーソの凄まじさ!
いやいや、全然違います。
1人忘れてませんか?
今年加入して、影響与えている男が!!
そう、ダニーグリーンです!
ADのイメージが強くて、印象薄いけどさ。
それに何年も前からいる雰囲気出してるし。
ただ、データで見ると彼の凄さめっちゃ出てます。
今季成績
PTS:8.4点 AST:1.4本 REB:3.4本 STL:1.2本
3P%:38.1% ±:5.1
これだけ見ると、特に驚くほどじゃない。
ただ、±の数値がレイカーズで2番目。
これを超えているのは、レブロンのみなんだ。
ADでさえ、彼には勝てていない。
インパクトの強いカルーソもそう。
ただ、カルーソに関してはプレイタイムが短いから比べられないけどね。
ダニーグリーンのネットレーティングは非常に良い。
これもチームで屈指の存在なんだよ。
○ダニーグリーンRTG
【OFFRTG】114.0
【DFFRTG】105.0
【NETRTG】8.9
ちなみにこれを超える「OFFRTG」は、
マギーしかいない。(114.4)
いかに、ダニーグリーンが重要な役割を担っているか分かるだろう。
彼がコーナーで確実に決めきるからこそ、
レブロンやAD、ハワード、マギーが生かされる。
それを証明しているデータといえるよね。
○通常時レイカーズのRTG
【OFFRTG】112.8
【DFFRTG】105.7
【NETRTG】7.1
そもそも通常時のレーティング以上の選手は、
6人しかいない。
レブロン、ダニーグリーン、ハワード、マギー、カルーソ、クック
この中でダニーグリーンを超えているのは、
カルーソ、マギー、レブロン、クック
ただ、プレイタイムが異なる。
ダニーグリーン:24.9分 (8.9)
カルーソ:18.1分 (11.6)
マギー:16.7分 (9.3)
レブロン:34.9分 (10.2)
クック:11分 (9.4)
※クックは試合数も少ない
プレイタイムを加味すると、
レブロンの次の貢献度なんじゃないかな。
もちろん、カルーソは凄すぎるよ笑
なんでプレイタイムが少ないのかが分からない笑
ロンド次第だからなのかね。
ダニーグリーンの貢献度の高さは、
これだけでは終わらない。
ロールプレーヤーとして大切な、
スターの邪魔をしないで、任されたら応える力がすごい。
キャッチ&シュートが全体の61.5%
3P%:38.9%
これを見ると、彼がどれだけ効率良い選手か分かる。
素晴らしい3Pシュート
左コーナー
アテンプト:26本(54本) 48.1%
右コーナー
アテンプト:24本(65本) 36.9%
その他3P
アテンプト:56本(159本) 35.2%
レイカーズにとってどれだけ重要かを示しているのは、
主軸2人との相性を見るとわかりやすい。
2人単位で見た時の±ベスト3
1位:レブロン&AD +5.6
2位:グリーン&AD +4.7
3位:グリーン&レブロン +4.5
グリーンの名前がよく出てくるんだ。
2人単位の組み合わせで見たら、
いかにグリーンが2人のサポートをしているか分かるよね。
2人とも、グリーンがいるとプレーしやすくなっている。
なぜなら、インサイドが空くから。
これは少なからずイメージもある。
去年のグリーンが異常だったからね。
去年3P%:45.5%
空けたらほぼ確実に決められるレベルだったんだ。
これは選手にもイメージつくよね。
3Pうまく、コーナーに陣取る
→マークにいかなくてはならない
→インサイドが手薄になる
→レブロン、ADの強みを発揮
もし、コーナー無視してインサイドが厚くなったら
→コーナーにキックアウト
→3P決めきるグリーン
レブロンが作るチーム自体毎回そーなんだけど、
敵はレブロンにマークを厚くするため、
それを利点に決めきるシューター達。
レブロンが1番輝くチームの形だよね。
レブロンに合わせるシューター達。
まさに今年のレイカーズがそう。
この前ジョージヒルで書いたバックスと同じ感じ。
ヤニスに合わせるシューター達。
ちなみに3人単位だと明らか。
○3人単位で見た時のベスト
レブロン&AD&グリーン +4.4
これはチーム内の組み合わせで、
最も時間も長く、最もベストな組み合わせなんだ。
どれだけグリーンの影響力があることか。
実際にグリーンに出るパスのほとんどはこの2人。
レブロンからのパスが全体の48.0%を占める
3P%:38.3%
ハンドラーがレブロンというのもあるけど、
ほぼ半分と考えると多すぎる笑
次が、14.1%がAD
3P%:41.9%
今季の3P%が38.1%だから、相性の良さが見える。
まとめ
今回の記事で、ダニーグリーンの貢献度が分かったんじゃないかな。
どーしても、カルーソの印象が強いけど、
実際にグリーンの安定感が、
レイカーズの今季を象徴しているかもしれない。
ダニーグリーンは複数回の優勝経験を持ち、
今のレイカーズに勝ち方を伝え続けている。
ただのシューターでは、彼の代わりにはならない。
優勝経験があるシューターだから貴重なんだ。
それを分かっていたから、
レイカーズはTDLで動かなかったのかもしれない。
クズマは良くても、グリーンは出したくない。
レブロンの周りに3&Dを的確に補強し、
ウエスト1位を突っ走るレイカーズ、
その背景にはADだけではない強さがある。
今度またレイカーズまとめるから是非見てねー!


データ引用元:
https://stats.nba.com/
作成日:2020年7月23日