再建へと舵を切ったオーランドマジック

再建へと舵を切ったオーランドマジック

大きく動き乱れたトレードデッドライン。

今のNBAの現状では、圧倒的な存在のチームはなく、
群雄割拠という構図でした。

各チーム最後の1ピースを探し出し埋める動きを見せ、
その中で別の道を選択したチームもありました。

 

そのチームがオーランドマジック。

 

マジックの置かれていた現状については、
以前に書いているのでそれをまず見て欲しいです。

 

 

トレード概要と評価

YouTuberだったり、ブロガーが既に内容に触れてるので、
自分の中で簡単に書いてみます。

ただ、一つ言えるのはオーランドファンだから視点です。

あまりマジックを観てない方よりは、
見ているのでちゃんと評価できる方かな。笑

すごく愛情が入りますがお許しください。

感想としては、ゴードンがトレード要求をした時点で
全てにおいてマジックの完敗でした。

彼に良い環境を準備できなかったことが全ての始まりです。

 

フォーニエトレードへの評価と感想

BOS フォーニエ

   ⇅

ORL ティーグ (その後ウェイブ)
   2巡目×2本(2025と2027)

 

今季で契約切れるけど、再契約もできそうだったのに、
あっさり2巡目2本で妥協したのがもったいない。

 

マギーで2巡目2本とれる今、
フォーニエならもう少し欲張れたのでは?

 

何とかしてラングフォードが獲りたかったよ。
契約切れるからおそらく足元見られたね。

今季3Pは平均7.2本で38.8%の高確率を維持し、
クラッチやショットクリエイションも良い選手。

ちなみに、FG成功率は46.1%を残していた。

マジックのオフェンスを形にしていたのは、
フォーニエだったのにトレードは安易だったかな。

おそらく、エインジに弱みを握られています🤔

にしても、このトレードする必要あったんかな。笑

ゴードントレードへの評価と感想

DEN アーロンゴードン
   クラーク

   ⇅

ORL ゲイリーハリス
   RJハンプトン
   1巡目(2025 TOP5プロテクト)

 

マジックの移籍の中で適正と評価されるのは、
おそらくこのトレードになるでしょう。

若手のハンプトンと最強ディフェンダーのハリス。
一見すると優秀なトレードにも見えます。

デンバーはミルサップより若いゴードンの獲得は大きい。
ただ、同時にガードの守備は厳しくなった。

西の優秀なガード陣を止める術があるのかです。
ハリスは守備の要だったからね。

MPJを出さずに獲れたのは大きいだろう。

ゴードン自身のオフェンス面も大きく改善するはず。
ひょっとしたら来季がキャリアハイになるかも。

 

逆にマジックはシュートを決められないハリスを獲得したのが疑問点。

ガードの守備が超重要タスクなデンバーと、
点を取れる選手が必要なマジックでは需要が異なる。

フィットでいけば、バートンじゃないのか?🤔

 

とは言え、ハリスも3年前までは15得点以上してたし、
怪我さえなければという感じです。

どっちにしても、ディフェンスの良いマジックに、
リーグ屈指のディフェンダーが入りました。笑

 

あとは、この判断を可能にした重要なキーマンである
チュマオキキに期待するしかありません。

【オーランドマジックルーキー】シンプルさと多様性を併せ持つチュマオキキ

ブーチェビッチトレードへの評価と感想

CHI ブーチェビッチ
   アミヌ

   ⇅

ORL ウェンデルカータージュニア
   オットポータージュニア
   1巡目×2本(2021と2023共にTOP4プロテクト)

 

マジックの大エースが放出され、
二人のジュニアがやってきました。

ちゃっかり優秀なアミヌも交換されています。

2年目からフランチャイズにし、育て続けていたのに、
少ない見返りで放出してしまった。

 

ブルズは今回のデッドラインで優秀な動きを見せ、
チームに必要なピースをアップグレードしたね。

ブーチェはオールスター選手ながら癖がなく、
どこのチームでもフィットすると思う。

マジックはダウン型の契約を結んでいることが多いし、
ブーチェもそのパターンで年2milずつ下がっていく。

その点ブルズの動きは柔軟性を生めるし優秀だった。

 

上のリンク貼った記事にも書いていたけど、
マジックは絶妙に、そして微妙に強いのは、
チームにブーチェがいたからでしょう。

オフェンスが上手く整備されていないマジックで、
プレーメイクやスペーシングなど形にしていたのは、
彼の存在があったから。

マジックファンとしては再建ならブーチェ放出は妥当だけど、
本当に辛い放出だったよ。

 

フォーニエやブーチェに関しては、
あと一年待てなかったのか?

 

アイザックやフルツが来て目星がついてからでも、
良かったんじゃないかと思う。

 

フォーニエも再契約できたんじゃないか?

彼らがいないとハリスはFA時に再契約しないかもよ。
それこそ何も残らなくなる可能性すらある。

DJオーガスティンはサラリー的にチームを去ったけど、
それを上手く生かすこともできなかった。

正直そこまで考えると今回の再建はサンダーのように、
完全なものではない。

あとは若手の育成に全力を注ぎ、
大事にしないと今後ロスやアイザックも分からない。

 

勝てない状況でも選手が明るい未来を期待できるチームを作れるかどうかが大切

 

一つ褒めたいのは、マルケネンを選ばなかったこと。

純PFで汎用性のあまりないマルケネンよりは、
怪我がちだけどウェンデルカーターの方が良い。

バンバの育成が上手くいかなくても形になるからね。

個人的にウェンデルカーターの評価は高いし、
1巡目2本もそこそこ十分。

だけど、東のライバルであるブルズという点と
ブーチェに加えてアミヌを出していることも重要。

ブーチェでもう一歩粘って欲しかったし、
アミヌ分のアセットはないのかと疑問ではあるかな。

 

おそらくブーチェビッチがチームから消えたことで、
FAでマジックにスターが来る機会はなくなった。

 

あとは既存の選手を成長させなければ、
マジックに明るい未来は来ないだろう。

 

ホーネッツにやってきた超善人のヘイワードのように
良いベテランが来るだけで変わるんだけどなー。笑

 

育成にメンターは必須なのでマジックは狙いましょう!

TDL後の1戦目を終えて

スタメン4人を一気に放出したため、
現段階で勝てるチームではありません。

トレード後、平均10点を越えるのはベーコンのみ。
(厳密には、ベーコンも試合前は平均9.9点だったので越える選手はいなかった。)

 

ロス、フルツ、アンソニーも越えてはいるけどケガで出場できません。

ここでは感想だけ羅列して書いていこうかな。

 

エースのいないマジック

 

この試合で一番に感じた印象がこれです。笑

TDL後マジックは得点源を失った。

シュートの得意な選手はロスくらいで、
誰がシュートを打つのという心配すらあるレベル。

 

その中でロスやフルツ、コールアンソニーを欠いている今、
マジックがエースにしたのは25歳のベーコン。

試合開始一本目でベーコンでくる辺りからよく分かる。
プレーメイクと1stオプションがベーコンという構図。

ベーコンはこの試合で19本のシュートを放っていたよ。
これ今季一番アテンプト多かったし。

 

現状チームで自信を持って打てるのはオキキのみ。

MCWやベーコンには十分積極性はあるけれど、
効率良い選手ではなく、シュートが上手い訳ではない。

ブレイザーズの守備が軽かったこともあるけど、
オキキはキャリアハイの22点を残していた。

マジックに打てる選手がいないから、
後半は明らかにオキキが1番警戒されていたよ。

試合を通してエアボールが異常に多かったのも印象的。

 

まだTDL後の1試合しかしていないけど、
不安になったのはこの問題です。

 

誰がこれから得点を取るのか?

 

これから核になるであろうアイザックとフルツは、
平均20点を取るようなエースタイプではないしさ。

コールアンソニーにしてもバスケは上手いけど、
フルツがいる現状でどこまで重要視されるかは微妙。

これが今後の再建マジックの重要な問題になりそう。

 

勝たなくてよくても、勝てなすぎると選手は腐る。

 

マジックは再建サンダーとは訳が違う。

シェイやベイズリーなど得点を取れる選手が居て、
ドートのようなディフェンダーがいるチームではない。

困ったらシェイでどうにかなるサンダーとは、
大きく異なるのがマジックの再建なんだ。

この辺が気になったポイントかな。

 

 

あと、もう一つはプレーメイクの面も課題。

 

誰が得点を作り出すのか?

 

マジックの場合はこれも同様に疑問な点です。

クリフォードのバスケは攻撃は基本的に選手任せで、
オフェンスを構築する戦術は乏しいです。

実際に去年のマジックはパス数でリーグ最下位クラスでもあったしさ。

 

加えて、コーナーを有効に活用するような、
フロアバランスを構築する采配もありません。

今まではブーチェが気を利かせてスクリーンかけたり、
ポストで敵を引き付けて形にしてくれていたし、
困ったらフォーニエにシュートを任せれば良かった。

 

一戦目は全てベーコンに一任の空気だったけど、
それだけでは今後はかなり厳しいものがあるかな。

バーチの数値に残らない裏方での働きぶりは、
改めてよく分かる試合でもあった。

バンバは3Pまで打てるポテンシャルはあるけれど、
バーチと比べるとまだまだ気が利かないかな。

今後はウェンデルカーターとも競争が生まれるし、
成長したら面白いんだけどなー。

改めて、ブーチェビッチは偉大だなと。笑

 

ここまでは、良くないと感じたことを書いたけど、
ここからはプラスの面を少し。

 

ブレイザーズ戦を見た限り、
選手たちからタンクの雰囲気は感じず、
それぞれが出れることをチャンスに捉えてるように感じた。

いつもより連動している様に感じた瞬間もあり、
打てる選手が少ないからこそ、作り出す動きはあった。

だからこそ、オキキはキャリアハイの得点を出せたし、
ベーコンは今季一番シュートを打てていたよね。

個人のフィニッシュ力に問題はあるけど、
打つまでの過程は全然悪くはなかった。

この環境でフィニッシュのレベルが上げられれば、
来年以降もだいぶ変わってくるんじゃないかな。

 

総合力は弱いけれど、全員がガムシャラにプレーし、
選手は負けにいってない雰囲気がマジックにはあった。

これで言うと、再建中のサンダーに近いよ。

 

フロントがタンクを目指すチームであっても、
選手がタンクの雰囲気を出したら最後に結果は出ない。

 

その点、再建マジックは良い印象を持つこともできた。

 

幸いマジックの選手は忠誠心がありそうだし、
これを若手の成長の機会につなげられる雰囲気がある。

 

今後の未来

TDLで大きな課題も理解しながら、
それでも強引に再建へと舵を切ったマジック。

ファンとしてはとても辛い選手との別れだけど、
未来の優勝を目指すためなら理解できる動きだった。

 

ファンとしても前向きに捉えるしかない。

良くも悪くもブーチェとフォーニエに頼っていた
オフェンスは今この瞬間に変わるしかない。

このトレードによりチームは大きく若返り、
新たにリーダーになる選手も現れてくるだろう。

特にフルツやコールアンソニーには、
チームを引っ張る自覚も出て、良い影響になりそう。

実際フルツはベンチから選手にアドバイスをしていた。

 

ただ、このチームにはメンターが必要。

ベテランがいないとどうにもならない。
少し前のホークスや未だ微妙なペリカンズになる可能性もある。

 

再建では、有望な若手がいることが重要なんじゃなくて、
それを育てる環境があることが1番に重要。

育てられないなら、はなから若手を置かなければいいだけだからね。

 

マジックはドラフトや育成が上手いわけでもないし、
貰った指名権だってどうなるかは不明。

 

ただ、ここまで腹を括った以上、
優勝するチーム作りを全力でする必要がある。

逆にここまでくるとフロントは本気だし、
HCを変える動きまで今後あるかもしれないね。

 

各ポジションに有望な若手を抱えながら、
フルツやアイザックは長期契約中。

二人とも年17mil程度だしスターになれば、
いくらでもお釣りが来るレベル。

 

3年後に勝てるチームになるように、
多くの経験と優れた環境を選手に提供するべき。

まとめ

今回は、TDLで最も大きく動いたマジックをまとめました。

色々書きましたが、トレードの評価は人それぞれあり、
結果はまだ何年先まで出るものではありません。

好きなチームだからこそ悲しさはあるけれど、
ファンはどんな形でもチームを信じるべきです。

何があってもマジックを応援し続けます!

 

この日はブレイザーズのトレント放出も大泣き案件でした。😭😭笑

ペイサーズは変わらないでいてくれてありがとう。笑

 

こんな時にふと思ったけど、
直近7年で34本指名権持つサンダー凄すぎる。
浮き沈みなくプレーオフ出続けてたスパーズはやっぱ異常。

 

長々とありがとうございました。

 

 

人気ブログランキングへ

 

データ引用元:
https://stats.nba.com/
https://hoopshype.com/

作成日:2021年3月28日

Translate »