ディアンジェロラッセルとウィギンズのトレード評価

今年もTDL間近で色々なトレードが起こりました。
今回はその中でも代表的なものだけ取り上げてます。
正直な意見としては、もっと動いて欲しかった。
好きなチームには動いて欲しくないと思いつつも、
他チームのトレードはたくさん見たい的な感じです!
あえて流れに乗らないブログなので、
評価が今になりました笑
オールスターとかも書かないしさ笑
みんなが知ってる情報書いても意味ないからね!
だったら、ここにしかないものを知って欲しい。
選手のデータや価値観とかね。
まーそんな感じで、相当遅れたトレード評価です。
ディアンジェロラッセルとウィギンズのトレード評価
まずは、Dloとウィギンスが絡んだトレード。
【MIN獲得】
ディアンジェロラッセル(Dlo)
ジェイコブエバンス
スペルマン
↓↑
【GSW獲得】
アンドリューウィギンズ
2021指名権一巡目(条件付き)
2021指名権二巡目
このトレードの評価は、
「両方にメリット○」
これが、私の考えです。
ここから理由を何個か挙げていきます。
大まかにはこんな感じです。
・Dloとカリーでは勝てない
・Dloとグリーンのマッチ度が低い
・ウィギンスとタウンズの限界
・ウィギンスがグリーンにしごかれて覚醒するかも笑
・GSWの狙い指名権獲得
これらを含めて、このトレードは双方にメリットしかないと感じました。
じゃあさらに細かく書いていこう。
Dloとカリーでは勝てない
まず、Dloの輝ける場所はウォリアーズではない。
Dloって、チームの王様で輝く選手だと思う。
ウォリアーズは、Dloに王様をさせるチームではないよ。
Dloとカリーのコンビネーションは見たい!
見たすぎる!!
でも、勝てるかって言われたら、正直難しいかな。
だって、2人ともディフェンス得意ではないからね。
ガードで2人守備苦手な選手ってのは難しいよ。
大体どこのチームもガードにエースクラスがいることが多いからね。
カリーとトンプソンが戻った時、
バランス的にフォワードのウィギンスはめちゃくちゃありだと思う。
うまくいけば、昔のハリソンバーンズの代わりになれるかもだしさ。
○今シーズンのDloの±
オンコート -7.0点
オフコート -4.1点
これ両方ともチームトップクラスで悪いんだよね。
いる時は点差を離されて、いない時はあまり離されてない。
もちろん出場時間の長さとチームの弱さもあって、
微妙ではあるんだけどね。
○出場時レーティング
※右の黒字がウォリアーズ通常時
OFFRTG 103.8 103.9
DFFRTG 114.1 112.4
実はDloがいない方が、優秀なんだ。
まー実際にそんなことは100%ないんだけどね。
ただ、言いたいことは、ディフェンスは間違いなく弱いこと。
そして、彼に合わせられる選手がいなかったこと。
もちろん、Dloは好きな選手なので、ウルブズで爆発して欲しいな!
Dloとグリーンのマッチ度が低い
22.4分 -4.9点
20分以上の組み合わせで、1番悪かった。
チームの主軸の2人がかみ合わない。
トップで組み立てるDloとグリーンは役割は同じ。
グリーンもプレーメイクに自信を持っているため、
そこでボールを受けたがる。
かといって、Dloがオフボールでの動きが上手いかというと微妙。
2人のやることが被っていたんだよね。
そもそも、Dloは自分のスタイルでプレーができて活躍する選手。
だからこそ、Dloが王様のチームでは活躍するし、違うと厳しいと思う。
ネッツはまさにそれだったよね。
Dloからボールを奪うことは、
彼の良さ(プレイメイク)を消すことになってたよね。
逆にプレーメイクしないグリーンって、もはやグリーンの必要もないけどな。
あとは、そもそもDloのエロいパスを受けれる選手がいなかった。
これも問題だったかな。
そもそも、組織としてネッツは成熟していたし、完成したのはDloが来て2年目の時。
1年目では完成しきっていなかった。
完成するには時間がかかるということ。
重要選手が去り、カリー・トンプソンが怪我し、
明らかにウォリアーズは駒不足だった。
そこでDloは無理あるよね。
組織として成熟していたならまだしも。
主要選手みんないなくなった後だし、
これはしょうがなかった。
ウィギンスとタウンズの限界
彼らは将来を期待され、ドラフト1位で指名されたよね。
バトラーと3人でいいとこまでいくと思いきや、うまくいかなかった。
バトラーが怒るくらいの練習熱意。
全てが中途半端だったんだろうな。
ウィギンスはサラリー高すぎるし、それに見合ってなかった。
ルーキーですぐ活躍し、高い契約を得る。
ここまでは良かった。
15-16:20.7点 45.9%
16-17:23.6点 45.2%
17-18:17.7点 43.8%
18-19:18.1点 41.2%
成長するどころか退化していた。
みんな期待していただけに、これは悲しかったなー。
今年は心機一転、ウィギンスがハンドラーを務めたりと、
面白い時はあるけどなかなか勝てない。
そして、彼は継続して活躍できない。
波が多すぎるんだよね。
ウルブズ自体が何がしたいのか分からないバスケ。
タウンズが離脱するとそれが顕著だった。
結局ウエスト14位と散々だった。
今のウルブズには、戦術タウンズしかなかった。
だからこそ、ここで組み立てられるDloの獲得は大きい。
Dloのプレイメイクからならタウンズの負担も減るし、
より効率的になりそうだからね。
今のウルブズに足りなかったのは、明らかにガード。
そこを補強できた分、来季には期待できるかもね。
ウィギンスがしごかれて活躍する
ウィギンスはバトラーに怒られたりしてたよね。
でも、この件で良くなかったのは、
タウンズがいたことだと思う。
才能あるけど努力が足りない選手が2人。
ただ、ウォリアーズにはいないよね。
グリーンに怒られたらさすがに意識改革するでしょ。
それに、NBA1のシューターであるカリーの努力や
トンプソンのハードワークやシューティングを見れば、
嫌でも火がつくんじゃないかな。
GSWの狙い指名権獲得
トレードのアセット不足のウォリアーズには、
指名権が必要だったのは間違いない。
20年クラスのドラフトは優秀な選手が少ないと言われてるが、
その分21年クラスを取れたのは大きい。
21年はFAも有望だし、その時に指名権があると動きやすいよね。
そんな面でも、大きいんじゃないかな。
あとは、ウォリアーズは選手を育てられる。
だから、ハリソンバーンズみたいな選手を引ければ、
まだまだチャンスはあるよね。
まーこんな感じで主観でDloとウィギンスのトレードを評価しました。
Dloが生き生きとプレーするところを見たいし、
ウルブズはそれを叶えてあげて欲しい🙏
ウィギンスはポテンシャルめっちゃ高いし、メンタルだけかな。
ドレイモンドグリーンいるし大丈夫でしょ!笑
2人ともこれを機に、選手としてさらに成長したら面白いな!!
着地としては、両チーム良かった気がする。
これが分かるのは、来年とかかな。
次の記事もトレード評価やるので是非見てねー!
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