【OKCサンダーの変化】2018-19と2019-20の大きな違い

TDLで大きな変革が予想されるも、
再建に入らず手元に選手を残したサンダー。
サムプレスティはナイス判断。
彼の選択に間違いはない。
今季のサンダーはラスとポールジョージが去り、
CP3がチームの主軸として自分の価値を作り出した。
元々はトレードの価値を上げるためであり、移籍が予想されていた。
ガリナリやアダムスもだ。
ただ、シーズンが始まると勝ち始め、現在ではリーグ6位。
安定をもたらしクラッチ力を発揮するクリスポール
うますぎる若手シェイ、
ストレッチ4としてリーグトップクラスのガリナリ、
アクアマンことアダムス、
シックスマン候補のシュルーダー。
彼らが主力であり、バランスがとても良いよね。
個人的には、リーグ始まる前に強豪になる予想してたけど
さすがに信じてくれないか。
CP3が好きだからそう思ってたけど。笑
今度からシーズン始まる前に予想しとこ。
最初から予想してました感出せるように!笑
今季の成績と去年の違いを考えていこう。
今季成績
現在33勝22敗(ウエスト6位)※去年は右側
・得点数:110.6点 (17位) 114.5点
・アシスト:22.0本 (27位) 23.4本
・リバウンド:43.1本(23位) 48.1本
・FG%:47.1% (6位) 45.4%
・3P%:35.4% (17位) 34.8%
これが去年と今年の成績比較だよ。
得点数は去年の方が取れていた。
もちろん、リバウンドも取れているよね。
だって、超万能なラスがいたんだもん。
ただ、これで今年より去年が優秀ってほど、
データは単純じゃないんだー。
去年と爆発的に変わってるものがあるから。
・失点数:108.0点 (10位) 111.1点
・ブロック:4.89回 (15位) 5.2回
・スティール:7.44回 (17位) 9.3回
・与フリースロー:18.7本(3位) 24.0本
・ターンオーバー:13.3回(8位) 14.0回
去年のサンダーのディフェンスは圧巻だった!
チーム全体がハッスルしていたし、ルーズボールにも全力だった。
スティール数も凄すぎる!
ハッスルする分、フリースローとかは今よりも多い。
ラスは結構ギャンブルスティールを狙うからな笑
チームの頑張りが、データにも反映されてるよね。
ただ、実は失点だけだと今年の方が少ない。
あれだけディフェンス能力が高いチームだったのに。
この攻守の変化の全てが分かるのは、試合ペース。
○pace:103.38⇒99.15 (スローにpaceダウン)
参考までに主観だけど、今年早い2チームのペース
ロケッツ:103.92、 ペリカンズ:103.72
去年のサンダーがすごく速いことが分かるだろう。
これで分かるのは、去年と今年は全くチームが違うということ。
去年の攻撃は、チームディフェンスからの速攻やラスの強引なドライブ、
ポールジョージの個人技が主体だった。
ラスとポールジョージに周りの選手が合わせる
アダムスがラスの突破をオフェンスリバウンドで助けたり、
グラントがコーナー3でサポートしたりとかね。
○アダムスのオフェンスリバウンドの変化
去年4.9本→今年3.3本
失点が減った理由は、ターンオーバーの減少と試合ペースの変化にある。
そして、オフェンスリバウンドを捨てる覚悟にある。
○ターンオーバー数
クリスポール:2.1本 ラス: 4.2本
シェイ: 1.9本 ポールジョージ:2.2本
今年の2人のターンオーバーは少ない。
なぜなら、彼らは無理をしないから。
チームの軸が個人技から、チームプレーに変わったと言えるかな。
自分が打てなきゃ、無理しないで他の選手に回す。
そして、もっと確率の高いシュートを狙う。
これが今のサンダーのスタイル。
ほんと、ちょい前のクリッパーズだよ!
敵を引き付けてパス。
だからこそ、今年のサンダーの3P%は伸びてるよね。
試合見てても、エクストラパスが本当に多い。
個人技⇒アンセルフィッシュ
去年のサンダーは強いし、ハッスルするし見てて面白いチームだった。
ただ、ポールジョージが肩を痛めてから成績が落ちたよね。
それは、間違いなく個人技に頼っていたということなんじゃないかな。
恐らく今のサンダーは、主軸の1人が怪我をしても同じようなバスケができる。
それが、今年のサンダーの強さなんだと思う。
シェイやクリスポールなんて打てそうなのに、
よりオープンのガリナリにパスを出すシーンをよく見たりする。
チームの軸がアンセルフィッシュだから、うまくかみ合っているんだ。
だからこそ、ディフェンスの的が絞りにくい。
3人のハンドラーが揃うクラッチタイムがまさにそれだよ。
クラッチタイムで3人揃うとリーグトップの攻撃力だからね。
シックスマンのシュルーダーもラスよりCP3の方が相性良さそうだし。
以上、サンダーの変化です!
次回は、さらに細かくSGAやアダムスやガリナリがもたらす影響力について書きます!
また見てねー!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
【関連記事】
速攻の失点が少ないチームの対処②
クラッチの絶対的安定感 ークリスポールー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
