【2020-21シーズン現段階】NBAでコーナー3Pの多いチームTOP10
- 2021.02.17
- NBAブログ

今回は、コーナー3Pの多いチームをランキング化しました。
近年高まる3Pシュートの重要性に伴って、
注目されるコーナーでの3Pシュート。
今のNBAでは、3Pシュートは打てて当たり前になりつつある。
ミッドレンジで勝負する選手自体も、
現在ではほぼ絶滅危惧種になりつつあるかな。
3&Dやシューターにとってこのエリアで決められるかは死活問題といえるだろう。
今季シューターを補いスペーシングを改善したことで、
今では東のトップを走るシクサーズのようなチームも出ている。
ロケッツやウォリアーズを筆頭に広がった3Pシュートは、
今ではいかに効率良く決めるかが重要。
その中で、ポイントは3点。
・コーナー ← 今回
・キャッチ&シュート
・オープンでのシュート
この3点を作り出せるチームはオフェンスが強いし、
フロアバランスも良い。
時代は3Pシュート全盛で求められるボーダーは35%の成功率。
では、入る前に予想してみましょう。
個人的には、サンズとバックス辺りかなー🤔
バックスは最近ほぼ見てないけど、多そう。笑
サンズはバブル以降特に注目しているけど、
キャメロンジョンソンやブリッジズが超優秀。
対照的な二人のルーキーシューター|タイラーヒーロー&キャメロンジョンソン
では、長くなりましたが答え合わせです。
コーナー3Pの多いチームTOP10
栄えある第1位へ。
第1位ユタジャズ
3PA:11.6本 | 3P%:39.7% |
今季絶好調で西の1位を走るジャズが1位に。
昨季も9.8本で2位の本数を放っていたが、
今季はさらにコーナーを使っている印象。
今日もシクサーズに勝ち切り、実力は毎年本物。
(エンビード不在)
【昨季】OFFRTG:111.8(リーグ9位) | 【今季】OFFRTG:116.6(リーグ4位) |
帰ってきたフェイバーズや適応したコンリーって事もあり、
今のところ何の問題もなし。
このオフェンスにDEFRTGはリーグ2位となれば、
そりゃもちろん勝ちまくるわけだよなー。笑
現在はどのチームよりも多く3Pを放つチームになり、
ゴベアのダイブやミッチェルのドライブがさらに活きる環境に。
1試合あたり4本以上3Pを放つ6人の選手たちが、
全員38%オーバーで決めている。
悔しい負け方をしたチームはやっぱり強くなる。
惜しかった2位へ。
2位ロケッツ
3PA:10.2本 | 3P%:37.3% |
色々と波乱のあったロケッツが2位。
3Pの本数は未だにリーグ屈指でありながら、
コーナー以外の3Pシュートの確率はあまり良くはない。
オラディポとハウスが30%を切る現状もあり、
まだまだ歯車が噛み合いきっていない印象。
とはいえ、まだまだ試合はたくさんあるし、
ロケッツにはスター選手が何人かいる。
現状で誇れる点は、DEFRTGの低さ。(リーグ5位)
この強みを生かしながら、連携を改善すれば可能性はある。
怖いのは、失速しすぎて、ハーデンで得たオラディポが
いなくなるようなことがあれば、今後はかなり厳しそう。
まだまだかなり優秀な3位へ。
3位サンズ
3PA:10.2本 | 3P%:41.2% |
今季はクリスポールを加え、西の強豪を抑え4位にいるサンズがランクイン。
3Pシュートが極端に多いチームでは無いのに、
コーナーでの3が多いのが特徴。
昨季は7.9本だったコーナー3はさらに増加。
守備の優秀さに加え、モンティ仕込みのハーフコートは、
プレーオフでも勝てるチーム。
現在DEFRTGはリーグ4位をキープ。
全員がバランス良く活躍できるジャズっぽさを感じる。笑
にしても、オフの補強は的確。
次の4位へ。
4位グリズリーズ
3PA:9.8本 | 3P%:38.8% |
個人的にはかなり意外だったグリズリーズ。
3Pはリーグ25位とかなり少ないアテンプトなのに、
幅を利かせたオフェンスができている。
昨季のグリズリーズは前に書いたなー。
JJJの不在もありビッグマン不足で苦しんでいるが、
まだまだ可能性はあるチーム。
ルーキーのデズモンドベインの活躍がかなり好印象。
タイアスやジャモラント、クラークと3Pが不調だが、
力もあるし、今後は35%近くまでは復調するだろう。
まだまだ優秀な5位へ。
5位ブルズ
3PA:9.7本 | 3P%:44.3% |
昨季よりはかなりまともなブルズが5位。
去年もコーナー3は多かった印象だし、
確率ももともと優秀だった。
3Pシュートの本数も多い方だし、
オフェンスレーティングも凄く悪いわけではない。
正直、今季はブルズの試合は全く見てなかったので、
他に言えることはありません。笑
ただ、コーナー3が44%はかなり優秀。
今のところ全てが微妙ではあるけれど、
東は勝率5割切っているチームが多いから、
プレーオフも狙える立ち位置。
次の6位へ。
6位クリッパーズ
3PA:9.5本 | 3P%:51.6% |
今季圧巻のオフェンスを展開するクリッパーズ。
連携不足で敗退した昨季とは異なり、
ベンチ陣を筆頭にオフボールがかなり改善。
・OFFRTG:118.3(リーグ2位)
・3P%:42.4%(リーグ1位)
この辺はアトキンソンのおかげなのかな。
ティロンルーができるとは思わないしなー🤔
スターターにはバトゥームを加えて、
チーム力にバランスを持たせた。
その影響で、エースムーブのできるモリスがベンチになり
常にオフェンスが脅威なチームに。
モリスは今季3P%が50%オーバーです。)
NBA屈指の万能戦士マーカスモリス|Marcus Morris Sr.
ジャズ同様ほとんどの選手が40%近い確率を維持。
今季は念願のファイナルも十分ありえる。
ここからはサラッと。笑
7位ヒート
3PA:9.3本 | 3P%:35.5% |
昨季はファイナルまで進出したチームながら、
今季はイマイチ乗り切れていない。
シューターが決めきれていないために、
結果がついてきていないのが現状。
とは言え、若い選手がファイナルを経験している以上、
いつまでも侮れないチーム。
このままで終わることはないだろう。
8位ウォリアーズ
3PA:9.3本 | 3P%:41.9% |
カリーがいれば、やっぱり強いウォリアーズ。
今季のカリーは50-40-90も狙えるほど異次元。
ただ、年々シュートが入らなくなり、
完全にポイントカードになっているドレイモンドが
どこまで引っ張れるか次第。
ウーブレやウィギンズやワイズマンが一皮むけないと、
今の西で勝ちきるのは難しい。
でも、やっぱりもっとルーニーは使おうね。笑
9位バックス
3PA:9.2本 | 3P%:40.2% |
オフェンスレーティングが今季も1位のバックス。
戦術の成熟度はあるけれど、
今のままでプレーオフで勝てるかは微妙。
シーズンで強いのは当たり前だけど、
ヤニスを対策される時の一手が打てるかどうか。
10位ウルブズ
3PA:8.9本 | 3P%:38.2% |
OFFRTGとDEFRTGともにかなり低いウルブズ。
ルビオとDloがイマイチ噛み合わないから苦しい。
アンソニーエドワーズに関しては決められない。
カルバーやオコギーにアンソニーエドワーズと、
ポテンシャル採用が目立つ割にあまり育ってない現状。
今頼りになるのは、ビーズリーくらいかな。
Dloは周りを生かすのが上手い選手なのに、
そのDloに個人で仕掛けさせたら厳しいよ。
まとめ
今回はコーナー3の多いチームを書きました。
現状、本数が多い割に苦しんでいるチームもあるけど、
コーナーを有効に活用できているのは前向きなポイント。
ジャズやクリッパーズやサンズなど、
昨季悔しい終わり方をしたチームたちは
特に修正してきているように感じた。
その点、バックスが昨季を上回る何かがあるのかは疑問かな。
組織的なオフェンスを長所にするチームは確率が全て。
個人で打開するチームはある程度個人技で計算できるけど、
組織的なチームはどうしても安定感が必要になる。
ヒートとかが今後どうなるか楽しみだなー。
長々とありがとうございました。
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