【NBA最高級のポイントセンター】ドマンタスサボニス

【NBA最高級のポイントセンター】ドマンタスサボニス

今回は、ドマンタスサボニス|Domantas Sabonisについて。

前回はマイルズターナーをまとめましたが、
改めてサボニスも詳しく知ってほしい。

 

昨季はシックスマン賞候補の活躍を見せ、
そこから今季はオールスター選手に。

今ではペイサーズの要と言っても過言ではない。

 

ペイサーズはヒートにスウィープされたものの、
その背景には、サボニス不在の影響もある。

シーズンでもサボニス抜きで厳しいのは、
チームとして露呈していたからね。

 

そんなNBA屈指のプレーメーカーのサボニスを
ここからは詳しくまとめていこう。

 

2019-20シーズン成績

MIN:34.8分 得点:18.5点 FG%:54.0%
REB:12.4本 AST:5.0本 ±値:+2.6

 

どれを見ても圧巻の成績を残すサボニス。

これが表面上でも分かるサボニスの凄さ。

 

今季、平均得点18点/アシスト5本/リバウンド10本以上は、
たったの二人しかいない。

2年連続MVPのヤニスとサボニスだけなんだ。

 

まだまだサボニスの凄さは他にもある。

 

このプレータイムはビッグマンで1位の数字。

長く走れるのがサボニスの強みであり、
ペイサーズが依存してしまう点でもあるかな。

ターナーは30分に届かないのを見ると、
チームがどれだけ信頼しているかも見える。

プレータイムはビッグマンながら、
チームでもダントツの1位。

 

REB:12.4本 (リーグ5位)

リバウンドが決して強くないペイサーズでも、
サボニスの本数は際立って多い。

 

AST:5.0本

今季ビッグマンでアシストが平均5本を超えたのは、
ヨキッチ、アデバヨ、サボニスの3人のみ。

現代を代表するポイントセンターなのが分かるだろう。

 

サボニス DD:50回 (リーグ3位) DDD:4回 (リーグ6位)
ヨキッチ DD:43回 (リーグ7位) DDD:13回 (リーグ3位)
アデバヨ DD:40回 (リーグ9位) DDD:3回 (リーグ9位)

ダブルダブルはヤニスとホワイトサイドに次ぐ3位。

今季はトリプルダブルも4度達成し、
選手としての万能ぶりに磨きをかけた。

 

本当に伝えたいのは、これだけではない。

試合出場数を見るとサボニスの凄みがより分かる。

サボニス 62試合出場
ヨキッチ 73試合出場
アデバヨ 72試合出場

ヨキッチやアデバヨより10試合も少ない出場数で
この成績を残しているんだ。

サボニスは印象以上に常に毎試合活躍し続けていることを知って欲しい。

そして、この成績は彼の安定感を表している。

 

周りの連携を高めるサボニスのプレーメイク

まず、サボニスを語る上で外せないのはプレーメイク。

 

タッチ数:88.0回 (リーグ6位)

フロントコートのタッチ数:51.8回 (リーグ3位)

パス数:67.7本 (リーグ3位)

 

NBAの中でも、サボニスの多さは際立っている。

どんなオフェンスでもほぼ必ずペイサーズは、
サボニスを経由して展開が発生する。

ハンドオフやピック&ロール、ポストアップ等の
選択肢の中でサボニスが全てを決定する。

 

サボニスについて分かりやすい動画があるので見てみてください。

動画の冒頭からサボニスの視野とパス技術の高さが
分かるかなと思います。

サボニスの上手さが見えてきたはず。

 

スクリーンの上手さ

スクリーンアシスト:7.0回 (リーグ1位)

※アデバヨ:5.1回、ヨキッチ:4.0回

 

これでサボニスのスクリーンの質の高さが分かるはず。
ハンドオフに合わせて体を当てる。

体が大きい選手だけにまず避けられない。
相手からしたら本当に邪魔だと思う。笑

ペイサーズはシュートの上手い選手が多いから、
僅かな隙ができればミッドレンジでも決めきれる。

ペイサーズはショートレンジとミッドレンジの成功率が高い。
これはサボニスのスクリーンやハンドオフの影響だね。

ショートレンジ (6.1本) 13.5本 成功率:45.4%
ミッドレンジ (7.3本) 17.3本 リーグ2位 成功率:42.1%

チームのスタイルでミッドレンジが多いペイサーズ。
しかし、中身を考えるとリーグの中でも成功率は高い。

それが可能になっているのは、
サボニスが体1個分のスペースを作ってくれるから。

エルボーでのタッチ数は8.5回でリーグ1位だしさ。

イメージではヨキッチやアデバヨのエリアだけど、
あの空間はサボニスの聖域でもある。

 

今季ブログドンのミッドレンジの確率が高いのは、
こんな背景もあったりするんだ。

 

サボニスはポストアップもかなり優秀。

ポストアップ

回数:6.1回 得点:2.6点 FG:(1.1本)2.2本 50.0%
AST:0.8本 AST%:12.5%

自らの高い得点力に加えて、
味方を生かすプレーで、逃げる手段も併せ持つ。

効率の悪いポストアップでさえも、
サボニスの観点で見たら十分な得点効率。

プレーメイクの際にスイッチが起これば、
押し込みポストアップに持ち込む。

スイッチがなくとも、体1個分のスペースを作り、
相手に後追いが必要な状況を作り上げる。

 

サボニスはダブルチームを受けても、
利用してプレーメイクができる長所もある。

それだけ、視野の広いビッグマンなんだ。

 

ペイサーズ自体オラディポがいなかったりで、
マークがサボニスに集中することが多かった。

そんな機会を生かして、サボニス一つ一つ成長し、
ペイサーズを東の5位にまで導いてきた。

 

サボニスは一人でも止めるのが難しい選手なのに、

味方を生かす判断力高いバスケIQを併せ持つのが特徴。

 

サボニスがいないと苦しいペイサーズ

ここまででサボニスのオフェンスの貢献度は
チーム全体にまで影響を与えているのが見えてきた。

 

スクリーンやエルボーでのパスアングルを変えるプレー。

サボニスがいるからできるプレーであり、
これはターナーにはできないプレー。

とにかく今のサボニスの立ち位置に代えはいない

 

サボニスのオンコート/オフコート

【オンコート】

OFFRTG:109.9

DEFRTG:106.8 NETRTG:3.1

【オフコート】

OFFRTG:104.8

DEFRTG:105.7 NETRTG:-0.8

サボニスがいないだけでオフェンスが停滞する。

ペイサーズが彼を下げられない最大の理由。

ビッグマンながら長いプレータイムなのは
こんな理由があったりするため。

 

プレーメイクに得点も取れるサボニスの存在は、
それだけチームにとって大きいものになっている。

±値の観点で見ても分かりやすい。

 

オンコート/+2.6  (チーム1位)

オフコート/−0.6 (チームワースト1位)

 

ペイサーズはサボニスの出場時にリードを作り、
不在時にリードを溶かすのが特徴なんだ。

 

完全に発揮されていないポイントセンターとしての資質

最近流行りの「ポイントセンター」

 

頭に浮かぶのは、カンファレンスファイナルまで導いたヨキッチ。

加えて、ヒートのファイナルまで勝たせたアデバヨの存在。

 

とは言え、サボニスの存在もその二人に匹敵する。

 

そして、一つ言えるのは、
サボニスのプレーメイク力はまだ過小評価されていること。

 

ナゲッツやヒートは優れた戦術の中で、
ヨキッチやアデバヨが選択肢の中で判断し、作り出す。

この2チームはそもそもの手札が多いチーム。

狙っていた一つのプレーが通らずとも、
流動的に次のアクションまで練ってある。

 

対して、ペイサーズはその点が弱い。

 

そもそものレーティングが大きく異なる。

ペイサーズ OFFRTG:109.5 (リーグ19位)
ナゲッツ OFFRTG:112.6 (リーグ5位)
ヒート OFFRTG:111.9 (リーグ7位)

ペイサーズのオフェンスは良くないけど、
質を維持できているのはサボニスの存在。

対して、他2チームは元から高いレベルなんだ。

 

2チームは優れた戦術が武器のチームだし、
ペイサーズは意外にもその点が弱かったりする。

マクミランが解任された背景はこんな点なんだろうな。

 

時代的に古いとされるミッドレンジ志向

選手の個に任せたオフェンスの組み立て

 

これを勝てるレベルまで引き上げていたのが、
サボニスの存在だったんじゃないかな。

 

そして、これがサボニス&ターナーに期待できるかもしれない理由でもある。

 

そもそも、ターナーとサボニスがともにコートに立つ時間は1試合で20分にも満たない。

 

戦術が成熟していなく、個を信頼したオフェンス。

優れた戦術と適応するための共存時間さえ与えれば、
まだまだ二人には十分可能性はあるんだ。

 

中でプレーメイクするサボニスに対して、
外でスペーシングするターナー。

 

論理的に考えれば、合わない組み合わせではないはずだよ。

 

ペイサーズに必要なのはシューター。

だからこそ、ストレッチできるターナーは貴重。

 

ある意味でサボニスの完成形やターナーの完成形が見れるのは
二人が本当に生かし合った時なのかもしれないね。

2018-19シーズンからの成長

MIN 昨季:24.8分 今季:34.8分
得点 昨季:14.8点 今季:18.5点
REB 昨季:9.3本 今季:12.4本
AST 昨季:2.9本 今季:5.0本
 
どの主要なスタッツを見ても、
この1年でサボニスがどれだけ成長したかが分かる。

これだけの成長を見せているサボニスだけど、
これでもまだ24歳のサボニス。

もっともっと成長していくだろうな。

今季は3Pシュートを1試合1本程度しか放ってないけど、
来季には自らスペーシングするかもしれないよ。

 

サボニスの特徴にミッドレンジの上手さがある。

正確なミッドレンジシュート

ミッドレンジ 62本(139本)  成功率:44.6%

サボニスはシュートを苦手にしていないのも、
現代のバスケに適している。

このレンジで決めれるかどうかが、
プレーメイクの質にも影響していく重要事項。

アデバヨはプレーオフで正確に打てるからこそ、
ヒートのプレーメイクの質は向上した。

 

サボニスはキャッチ&シュートとプルアップの両方で、
10フィート以上の2Pを45%以上の成功率で決めている

これらのデータから分かる通り、
サボニスのシュートは今後間違いなく伸びるだろう。

 

まとめ

NBA屈指のポイントセンターぶりを発揮するサボニス。

知名度や評価から行くとまだ注目していない方も
多いかもしれない。

とは言え、この1年での彼の成長は異常だった。

オールスター入りを不思議に思った人も、
ペイサーズの試合を見れば納得するだろう。

 

表面でのスタッツだけでなく、
裏方でのチームへの貢献度の高さは相当だよ。

今回紹介したデータからも、
彼の持つバスケIQの高さが見えてきたはず。

 

このレベルの高さで来期以降も18.5milと安い。
※今季3.5mil。

それでいて、4年契約を結びペイサーズは彼とともに歩む未来を決めた。

 

・スーパースターほどではないけど、存在感は圧倒的

・ポストアップ多用のエゴの強さもなく、常にチームファースト

・リーグ屈指のバスケIQ

 

これらがサボニスの特徴かな。

そして、彼が信頼されオールスターになった理由。

 

結論:みんなサボニスファンになろう。笑

 

リラードと並ぶくらい好きな選手なので、
これで魅力が伝われば嬉しいです。

 

あと、彼の最高のピック&ロールは必見です。

おそらくジョンコリンズの次に上手いはず。笑

回数:5.6回 (リーグ1位) 期待値:1.11点
得点:6.2点 (リーグ2位) FG%:55.2%

 

来年はさらにアンストッパブルになれドマンタスサボニス!

 

長々とありがとうございました。

 

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データ引用元
https://stats.nba.com/

作成日:2020年10月3日

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