不思議な力を持つユタジャズのJuwanMorgan(ジュワンモーガン)

不思議な力を持つユタジャズのJuwanMorgan(ジュワンモーガン)

今回は、ユタジャズの1年目JuwanMorganジュワンモーガンについて。

プレーオフでナゲッツ相手に3勝を挙げたジャズ。
無作為に3試合見たうえでの感想は、ジャズの方が強い。

 

頼みのクレイグでミッチェルを止められないこと。
MPJの守備を付かれていること。
ミッチェルを気にしすぎていること。

 

ザーッとこんな感じだけど、
ハリスとバートンいないのも大きいからね。

本当は両チームもっと強い。

今プレーオフで一番興味深い対戦だった。

 

今のところ3勝を挙げたジャズなんだけど、
無名の気になった選手がいたので書くことにしました。

 

普段全くジャズを見ないので
プレーオフで初知りしたルーキーのジュワンモーガン。

 

名前を調べてもほとんど記事がなかったので、
今回は注目することにしました。

 

有名になってほしいなー。笑

 

ジャズと契約するまでの道のり

今季1年目のドラフト外ルーキーのモーガン。

そんな彼がジャズと契約するまでの道のりが不思議だった。

 

ジュワンモーガン大学時代

まずは、どんな選手なのか大学時代から。
※海外の記事で読んだことがメインです。

彼の所属はインディアナ大学。
セルティックスのロメオ・ラングフォードに注目してた方は知ってるかも。

大学ではきっちりインディアナ大で4年間プレーし、
実力を挙げたもののドラフトでは声がかからなかった。

 

まずは、この映像見るとどんな選手か分かるかも。

簡単に特徴を書くと、ゴール下特化型
(3Pシュートも打てなくはない)

 

この2パターンは今でも目立つ。
実際にプレーオフでもそのパターンでしかシュートを放っていない。

ポストアップとスポットシューターで高い効率を持つ。

 

この二つはリーグ屈指であり、
ポストアップでは一回のオフェンスでの期待値は約1.1点

現在のNBAで言うと、エンビードくらいの効率かな。
それだけポストアップの効率は抜群な選手。

 

※厳密に言えば、NBAと大学は違うので比べられないけど、
エンビードのポストをイメージしてもらうため例にしました。

 

スポットシューターとして期待値が0.95点とやや低いが、
リーグ全体では40番前後となかなか優秀な成績を残していた。

特にキックアウトからのシュート効率は高い。
期待値1.1点を超えているよ。

 

ジャズがなぜ、彼に期待したのかもよくわかるだろう。

キックアウトの上手いミッチェルと相乗効果を生み出せると
思ったんじゃないかな。

 

カットも非常に優秀であり、
51回で93得点を挙げるほどの得点効率を誇っていた。

 

この特徴から、できること堅実にこなすタイプなのが分かる。

 

スキルの幅は広くないが、常にベストな判断ができるIQを持つ

 

彼の不思議な特徴がもう一つあって、
大学時代にポストとペリメーター両方を大学で経験したこと

 

センターを務めた選手の離脱がきっかけで任され、
インサイドでの動きの精度を上げた。

そのため、1~5番の全てに対応できるのが強み。

 

これは今でも変わってない。
実際にプレーオフで何度かヨキッチとマッチアップしている。

大学時代のポストでの守備は評価が高くないものの、
IQもあるし、伸びしろもある。

サイズはやや乏しいけど、IQと身体能力はあるからね。

 

ジャズはゴベアの存在もあって使っているんだろうな。

フェイバーズと重ねつつも、攻撃時にはPJタッカーのように。

 

Gリーグでの活躍

これだけの選手でもドラフトで指名を受けない世界がNBA。

サマーリーグでジャズの選手となり、
エグジビット10契約を手にした。

 

※エグジビット10契約:
開幕前日までであればtwo-way契約に切り替え可能な、
無保証のミニマム契約

 

しかし、その後ジュワンモーガンは解雇される。

 

ここからGリーグの世界へ。

得点:15.6点 リバウンド:8.0本 FG%:71.8% STL:1.8本 BLK:1.6本

Gリーグで圧倒的なスタッツを残し、力を証明した。

FG成功率では70%を超える、化け物ぶりに加え、
守備での貢献度の高さ。

どこぞのミッチェルロビンソンや。笑

 

そして、ジャズに一度解雇されるも再契約しNBAの世界へ。

 

ドラフト外選手として契約から解雇、活躍し再契約。

順風満帆ではないストーリーながら、
今ではジャズのスターターにもなった。

※コンリー復帰後は控えに。

 

モーガンのプレーの特徴

プレーは大学時代の経験が生かされていて、
チームファーストな選択をする選手。

基本的にはゴール下とコーナー3Pシュート担当

 

ミッチェルがドライブする道を確保するために、
モーガンとオニールがコーナーに立ち、スペーシングする。

プレーオフでは、こんなシーンが目立っているよ。

 

ヘルプディフェンスのイメージよりマンツーで生きるディフェンダー

 

ここも大学時代のペリメーターとポストを任された
貴重な経験が発揮されている。

 

そして、高いバスケットIQもあるので、
今後はヘルプまで気が回る選手になっていくだろう。

 

ジャズには優れたロールプレーヤーが多いから、
それを見本にモーガンも良い方向に成長している。

 

プレーオフでの活躍

彼は興味深いスタッツを残しつつ、
出場時チームが異常に噛み合う不思議な力がある。

これが詳しく過去を遡ってまで記事にした理由。

 

※上がプレーオフ、下がシーズン

MIN:15.6分 得点:1.8点 AST:1.0本 REB:4.0本 ±:+9.8
MIN:6.4分 得点:1.7点 AST:0.3本 REB:1.4本 ±:+1.4

 

これを見ても特に活躍しているイメージは湧かないはず。

ボールタッチすらほとんどしないし、
アシストとリバウンド共に微妙なのが現状。

 

ただ、出場時の+値が異常に高いんだ。

これはボールのないところでの貢献が高いから。

ジュワンモーガンのレーティング

※上がジュワンモーガンの出場時、下が不在時

OFFRTG:131.4

DEFRTG:100.6

NETRTG:30.8
OFFRTG:127.4 ⅮEFRTG:119.7 NETRTG:7.7

モーガンがいると攻撃力は増幅し、守備は固くなる。

 

得点も取れず、プレイメイクもしないのになぜか?

 

ルサップを消すのが彼の仕事

 

意味が分からない方も多いと思うので、
ここからはミルサップが消えている例を出しながら書きます。

 

ミルサップを消したジュワンモーガン

先程のでわからなかった方も多いはず。
これを見たうえで、試合を見るとよく分かるかなと。

 

実は、シーズン通してナゲッツで最も高いレーティングを
残しているのはミルサップなんだ。

マレーやヨキッチではない。

これはオフェンスでもディフェンスでもそう。
ミルサップは攻守共にチーム1位のレーティングを残している

 

バートンやハリスはもちろんすごく重要で離脱は大きい。

 

ただ、ミルサップを消されるのはナゲッツにとって最も痛い
攻守に渡り潤滑油を担っているからね。

 

ミルサップのシーズンとプレーオフでの変化を見ればよく分かる。

シーズン:4.4 (チーム1位)
プレーオフ:-7.6 (チームワースト3位)

 

ミルサップのショットコンテスト数(守備面)

※上:プレーオフ、下:シーズン

2P:1.6本 3P:2.2本

all:3.8本

2P:4.1本 3P:3.1本

all:7.1本

ヘルプのできるミルサップが消される
シーズンとプレーオフでこれだけの差が生じているんだ。

シーズンでは、ヨキッチに次ぐチーム2位だったのに、
プレーオフでは大きく後退している。

 

ナゲッツはこんなところでも苦しんでいるんだ。

失点が多いのはこういった影響も受けているから。

 

攻撃で存在感のないミルサップ(攻撃面)

※上:プレーオフ、下:シーズン

得点:8.2点 FGA:3.0本(7.4本) 40.5%  3PA:(1.0本)2.6本 38.5%
得点:11.6点 FGA:4.1本(8.6本) 48.2%  3PA:(1.1本)2.4本 43.5%

 

基本的に全部落ちているミルサップ。

モーガンが交代した途端、得点を取るシーンも多かった。
彼がマークについている時のミルサップは存在感がない。

 

ジュワンモーガンの主なマッチアップ
ミルサップ マッチアップ時間:10.41分 回数:37.7回 FGA:(1本)3本 33.3%
グラント マッチアップ時間:5.48分 回数:20.1回 FGA:(0本)4本 0%

ミルサップは37.7回もマッチアップして、
3本しかシュートを打てていない。

 

見事なまでに相手のPFを消していくジュワンモーガン

 

ミルサップのマーク時はもちろんのこと、
グラントも同様に何もできていない。

実際にはモーガンはボックスアウトも多いので、
完璧に存在感を消している。

 

優れたディフェンダーとして活躍するジュワンモーガン

ミルサップを消したことは上ので分かるはず。

 

彼は誰に対しても素晴らしい守備をしているよ。

DIFF%:-10.4% 3P:-6.8%  (成功率33.3%) 2P:-13.0%  (成功率40.9%)

これで優れたディフェンダーなのが証明されている。

 

ほぼゴベアと遜色ない成績を残しながら、
3Pまで守れるハイブリッド型。

ゴベアは3P打たれると厳しいからね。

 

バスケットIQの高さや身体能力はこの辺りで生かされている。

まとめ

攻撃時には、コーナー要員でスペーシングを担当し、
守備では、マークした相手を消す。

ボグダノビッチほどのスキルはモーガンにはない。

しかし、チームの求める役割をこなす観点で見たら十分貢献しているよ。

 

ジャズの先輩ロールプレーヤーから学び、
PJタッカーのようになるのも遠くないんじゃないかな。

 

今後はオフェンスでも存在感とスキルを磨き、
大学やGリーグでのプレーができたら、
更に光る存在になるだろう。

 

今季次第では、ゴベアの去就も影響があるだろう。

 

その時のオプションでジュワンモーガンを抱えていることは、
ジャズにとって大きいはず。

 

このプレーオフの空気を味わい、
来季はさらに大きく成長してほしいな。

 

ジャズを見るときは、背番号16番のジュワンモーガンに注目です。

 

長々とありがとうございました。

 

 

データ引用元:https://stats.nba.com/

作成日:2020年8月28日

 

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