【マブズの誇る大ベテラン】JJバレア

マブズといえば、ドンチッチのイメージも強いけど
そんなチームを支え続けているベテランもいる。
プロ在籍13年を誇り、キャリアのほとんどをマブズに
捧げ続けるチームに愛される選手だよね。
最近は単年で契約を延長するため、
まだ来季は決まっていないけどまた見たいなー😊
実は、今日6月26日はJJバレアの誕生日です🎊
今日でなんと36歳の大ベテラン。
マブズ在籍選手で最古参の選手だよ。
ノヴィツキーの時代からチームを支え続けた。
今でもベンチから出場しては
的確なプレーメイクで貢献し続けている。
そして、メンターとしてもチームに好影響を与えている。
まさに、ブランソンなんかはドンピシャだよなー。
目指すキャリアの理想の形が目の前にいる。
バレアの意思を継いだブランソンがサポート役として
ドンチッチを支えている姿を見てみたいよね。
バレアは2019年1月にアキレス腱断裂の大ケガをし、
9カ月で戦線に復帰したという超人。
通常ケガは歳を重ねるごとに重くもなるし、
復帰ももちろん遅くなるもの。
それも30代でこの回復力なんて。
彼もまたスパーズのミルズ同様に小さな巨人。
タイプ的にもにてるしさ。笑
マブズになくてはならない精神的支柱が
このJJバレアという男なんだ。
今季成績
出場:26試合
MIN:15.0分
PTS:7.5点 AST:3.8本 FT%:94.4%
FG%:41.3% 3P%:38.2% ±:+1.5
AST/TO比:2.83 usage%:24.5%
今季はケガで遅れ出場試合と時間ともに少ないけど、
それでも任された時には良いプレーをしている。
通常、30代かつ大ケガ明けでこの成績はありえないよ。
15分の出場時間でこの得点とアシスト数。
そして、ベテランとしてミスが少ないのも持ち味。
個人的に驚いたのは、usageの高さ。
これはオフェンスでの負担を表すデータ。
バレアのこの数値はチームで4番目であり、
出場時にチーム全体でボールを託しているのが分かる。
安心安定のプレイメイク力
まずは、安定したプレーメイクについて。
マブズはドンチッチのイメージだけど、
実際、それ以外の時間ではバレアのプレーメイクは多い。
あまりクオリティの落ちないプレーメイクで不在時には
キッチリと時間をつないでいる。
それが表れているのはマブズの選手の±値。
マブズの選手はこの値でマイナスの選手はいない。
(10試合未満の選手やMKGは除く)
それだけ、ベンチの選手もクオリティを落とさない。
細かくいえば、戦術の浸透度や出場時間の調整もあるけど
バレアのような時間を繋げるリーダーの存在も大きい。
では、ここからはデータでプレーメイクを見ていこう。
AST:3.8本(チーム2位)
ポテンシャルアシスト:6.9本(チーム3位)
※パスの受け手が1ドリブル以内にシュートを打った回数
ポテンシャルアシストでは3位だけど、
彼より出場時間が7分も長いライトが0.2本多いだけ。
バレアが短い時間でどれだけ内容の濃いプレーをするか
よく分かるんじゃないかな。
AST to PASS% ADJ:15.4%(チーム2位)
※パスの内のアシストの割合
(セカンダリーアシスト、フリースローアシスト込)
簡単に言うと、パスの質を表している。
同様の数値を出しているのは、CP3やラウリー、ロンド等
これでもバレアの凄さが分かるんじゃないかな。
加えて、重要なのはベンチの選手ということ。
同様にこの数値を出している選手たちは、
ほとんどがスーパースターやスタメンの選手たちなんだ。
ほんと偉大すぎる大ベテランだなー。
【今季アシストの多い試合】
出場試合:26試合
9アシスト 2試合
8アシスト 1試合
7アシスト 2試合
6アシスト 3試合
5アシスト 4試合
これだけアシストしてるのはすごいんだけど、
約20分程度の出場でこれを達成しているんだ。
21分で9アシストとか、
22分や17分で8アシスト
17分や16分で7や6アシストしたりしている。
見にくいけど本当にすごいんだよね。笑
でも、忘れてはいけないことがもう一点。
彼はシューターにもなるということ。
これがミルズなんかとも近いかな。
でも、ミルズはシューター色が強いか🤔
DJオーガスティンとも遠くないか。
という訳で、ここからは3Pシュートについてです。
シューターとして実力
上でプレーメイクについては詳しく書きました。
短いプレータイムでも質の濃いプレーをしていた。
バレアは十分なプレーメイク力もある上に、
シューターとしても活用できるのが長所だよね。
例えば、ドンチッチと組むときはシューターとして、
プレーメイカーとしても合わせられる。
セスと組む時はプレーメイクで貢献できる。
万能だからこそ、36歳になった今でも、
チームで必要な存在でい続けられるんだ。
ここからはシューターとして書いていこう。
まず、特筆すべきはプルアップ3Pを打てること。
キャッチ&シュート3P:0.3本(0.9本) 39.1%
プルアップ3P: 0.7本(2.0本) 36.5%
バレアの3Pシュートの多くはプルアップ。
自らプレーメイクしている中で空いたら打っていく。
そして、確率も3Pの及第点である35%を越えてくる。
ある意味、これがプレーメイクを引き立てている。
寄せなければ打ってくるし、
寄せるとスクリーンの使い方も上手いため崩される。
ベテランらしく的確に選択肢から選べるから、
178cmしかないバレアが13年もNBAで活躍できるんだ。
※身長は183cmと言われてましたが、実際は178cm。
もちろんC&Sの3Pも上手いから、
シューターとしても利用できる。
○ドリブル毎の3Pシュート
0ドリブル :0.4本(0.9本) 41.7%
3-6ドリブル :0.3本(0.6本) 43.8%
6ドリブル以上:0.3本(0.8本) 40.9%
これが結構分かりやすいかな。
基本的にボールを長く持っても決めきれているよね。
出場時間が短いから本数は少ないけど、
優秀なのは間違いない。
○状況別3Pシュート
タイト :0.1本(0.5本) 25.0%
オープン :0.5本(1.5本) 35.9%
ワイドオープン:0.4本(0.8本) 50.0%
プルアップが多い中でも率は悪くない。
ワイドオープンの成功率はさすがだよなー。
まとめ
キャリアを終わらせるかもしれなかった
アキレス腱断裂の大ケガから復帰し今季も頑張っている。
今日でJJバレアは36歳。
彼のプレーが見れる日がいつまでかは分からないけど、
背の小さい選手の見本となる人物だよ。
Bリーグの平均身長とかよりも小さいからね。
今でもマブズの頼れる大ベテランとして、
若手のメンターとしてチームに還元し続けているよ。
優勝経験のあるベテランがいるから、
ドンチッチの成長が加速しているのもあるかもね。
今のうちにたくさんバレアを見よう😊
そして、いつかブランソンが引き継いだプレーをするのが待ち遠しい。
誕生日おめでとうJJバレア!!
長々とありがとうございました🙇
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