【ナゲッツが誇る元高校No.1選手】マイケルポータージュニア

今回は、ナゲッツのマイケルポーターJr.。
マイケルポーターJr.といえば、
ドラフトで14位指名を受けてナゲッツに入団した選手。
なんだけど、元々は超実力者なんだよ。
ミズーリ大に進学したところで、
持病の腰のヘルニアの手術をして、
復帰後も3試合の出場のみでNBAの世界に入った。
もちろん、高校時代のようなプレーはなかったけどさ。
高校時代は世代のNo.1プレーヤーであり、
マクドナルドオールアメリカンでMVPを受賞。
優れた外角シュートと身体能力を生かしたプレーが
持ち味の選手だったんだよなー。
個人的にはレブロンみたいになると思ってたし。
今でも怪我前のような完璧な姿ではないけど、
ずーっと期待している選手。
前にも記事に書いてるしさ。
今季は試合にも出ていたし、
そんな彼のプレーをまとめてみました。
今季成績
MIN:14.0分
PTS:7.5点 AST:0.7本 REB:4.1本
FG%:49.5% 3P%:42.2% ±:0.2
EFG%:57.0% TS%:58.9% usage%:20.4%
ダブルダブル:5回
成績はそんなでもないように感じるかな。
でも、見て欲しいのは得点効率の良さ。
FG%も良いし、3P%もとても良い。
まだまだシュート数も少ないけど片鱗を見せている。
そして、usageが20%を越えている点。
これも大事なところかな。
これはチームで3番目に高いんだ。
ヨキッチとマレーの次だからね。
スターの素質が徐々に見えてきている。
1/2のペイサーズ戦では25点のキャリアハイ。
リバウンドが10本を越える試合も多く出てきているし、
高校の時の持ち味も出てきている。
スターの片鱗
上に書いたんだけど特筆すべきは、
得点効率の良さ
FG%:49.5% 3P%:42.2%
健康体であれば、NBAで通用するのが分かるだろう。
ゴール下 71本(111本) 64.0%
インサイドでも身体能力を生かして決め切れる。
それだけでなく、3Pもうまい。
○左コーナー
3PA:10本(16本) 3P%:62.5%
○右コーナー
3PA:2本(6本) 3P%:33.3%
○その他3P
3PA:31本(79本) 3P%:39.2%
左コーナーを得意としているみたいだね。
コーナー以外でも率が非常に良いし、
右コーナーも打てればプレーの幅がさらに広がるだろう。
自分の得意な部分が分かっている
だから無理はしていないし、得点効率も非常に良い。
シュートセレクションが抜群なのかな。
もう一つ、彼がスターになれそうな裏付けがある。
自己完結できるオフェンス力
これはナゲッツには必要ないかもしれないけど、
この能力が非常に高い選手。
○キャッチ&シュート
FGA:1.9本 3PA:1.6本
3P%:41.3% EFG%:61.0%
この時点で優秀な選手というのは、
よく分かるだろう。
EFGで61%を越えるのは相当なエリートだよ。
○プルアップ
FGA:1.3本 3PA:0.5本
3P%:48.0% EFG%:48.3%
キャッチ&シュートとプルアップ共に本数は少ないけど、
プルアップの率もそこまで悪くない。
特にプルアップ3Pは武器になるレベルだよ。
プルアップを苦にしていない
○10フィート以内
FGA:2.6本
FG%:60.3%
外でちゃんと打てる力もあって、
インサイドでも効率が良い。
○シュート構成
アシスト付き アシストなし
66.7% 33.3%
特に、2Pはアシストなしで個の力で打開できている
3Pもコーナーでただ待機しているわけではなくて、
自らプルアップで決めれるポテンシャルの高さ。
これがナゲッツが最終的に求めた
自己完結できるオフェンス力
まとめ
常に西の上位に居続けるナゲッツ。
ただ、ヨキッチやマレー中心にチーム全体で連動する
ナゲッツのオフェンスには欠陥もある。
それが、プレーオフで勝てなかった理由でもある。
若いナゲッツは経験では勝てない。
ブレイザーズに負けたのもきっとそうだろう。
プレーオフでは試合をしていく毎に、
手品の答え合わせをしているようなもの。
そんな時必要なのは、戦術より個の力だったりする。
ウォリアーズがKDを求めた時もそう。
ラプターズの優勝もそう。
レナードが常に個の力を生かして活躍していた。
だからこそ、彼はナゲッツのジョーカーになれる
そして、そのポテンシャルを信じたんだろう。
マイケルポーターJr.も徐々に、
スターの片鱗を発揮し出している。
怪我さえなければ、
彼は近々リーグ最高の選手になるだろう
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個人的に、ブレイザーズとマッチすると思うんだよなー。
個人技が主体のチームだし、サイズのあるSF。
みんなを生かせるテリーストッツならうまく扱いそう。
想像だけど黒のユニも似合う気がする。
長々とありがとうございました。