ディフェンススタッツが優秀なドラモンドと矛盾

ディフェンススタッツが優秀なドラモンドと矛盾
今回はこの前のディフェンスランキングの続きで、
優秀な数値を出していた選手について書きます。
 
予定では、ドラモンド/レナード/アイザックかな。
 
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まず今回はドラモンドからです。
 
 
今季の彼はブロック、スティール共に優秀なんだけど、
一点疑問が……笑
 
ドラモンドがディフェンスうまいイメージがない。笑
 
 
むしろ印象では、
 
・身長がそんなに高くない
・ゴール下まで行かれると押し込まれる
・スティールはうまかったり、ギャンブルだったり
 
みたいな感じなんだよね。笑
 
とは言っても、優秀なスタッツだったから見てみよう!
 
まー、まずはディフェンス成績から。
 

ディフェンス成績

STL:1.9本リーグ3位

BLK:1.6リーグ11位
DREB:10.7本リーグ2位
ディフレクション:3.5本リーグ6位
 
どれもリーグトップクラスの成績なんだ。
これができる理由は、彼の持つウイングスパンだろうな。
 
229cmの長い腕を生かしたスティール。
そして、フットワークの軽さ。
 
その武器を生かした、スティールとディフレクション。
 
そして、最も存在感を発揮しているのは、
やっぱりディフェンスリバウンド!
 
セカンドチャンスの機会を作らないことで貢献している。
 
他にも、彼がフットワークと長いリーチを利用しているデータもある。
 
 
・タフな2Pを作った数:平均10.7(リーグ8位) 
 
 
これもリーグでトップクラスなんだよね。
やっぱドラモンド意外と守備で貢献しているのか🤔
 
 
でも、やっぱディフェンスがうまいイメージがない。笑
 
 
それで、色々探してたらあった。
彼になくて、優秀なディフェンシブセンターにあるもの。
 
・DIFF%:1.4%
 
ドラモンドはこの数値が他に比べて圧倒的に高い。
 
相手のFG%を下げることができていない
 
多くのディフェンスに定評のあるセンターたちは、
この数値がめちゃくちゃ低い。
 
参考までに、アンソニーデービスだと、
DIFF%:−8.3%
 
 
ADは相手のFG%を約8%も下げているんだよ。
 
上でドラモンドはタフにしていることを書いたんだけど、
結局は決められてしまってることも多いんだよね。
 
 

3Pシュートにやられるドラモンド

 
そして、ドラモンドの欠点は3Pをやられまくること
 
3PDIFF%:9.6%
 
3Pを打たれたら、44.3%も決められている。
 
これは、正直悪すぎる。
ストレッチできる選手たちに弱いんだ。
 
あと冒頭に押し込まれてるイメージあるの書いたけどさ、これも間違いなくあるんだよね。
 
これらが、ディフェンスの上手なイメージがない理由なんだ。
 
 
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相手のペイント内得点 ※センターの選手
36.0点リーグワースト2位
 
上にも書いたことなんだけど、
最後の砦としてそこまで機能していないんだよね。
 
 
・パーソナルファール数:3.5回 (リーグワースト2位)
 
・ターンオーバー数:3.6回 (センターの選手でダントツワースト1位)
 
 
まーこれらは出場時間もあるししょうがないこと。
ただ、ちょっと両方とも多すぎるかな。
 
特にTO数はディフェンスのイメージも下げているなー。
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まとめ

 
表立って残るスタッツはすごく良いんだけど、
まだまだ完璧な印象ではないドラモンド。
 
これだけのスタッツ(STL.BLK)だと、
ゴベアみたいな戦術が組めそうに感じるけど、実際には課題も多かった。
 

ただ、ウイングスパンやフットワークを生かした守備が、

進歩してきているのは事実。

 

これだけのスティールとリバウンドは、
他の選手たちにはない魅力だよ。
 
最強のディフェンシブセンターになれる素質はある。
 
それに、毎年出場試合が多いのはすごいこと。
 
体を張るポジションでいながら、
試合に出続けられる点はチームとして計算できるしさ。
 
彼はまだ26歳だし、今後さらに伸びるはず💪
そー考えたらポテンシャルも高いよ。
 
 
移籍によって今後の進化が楽しみだなー!
 
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