3&Dでサンズを支えるミケル・ブリッジズ

3&Dでサンズを支えるミケル・ブリッジズ
今回はサンズのミケルブリッジズについてです。
 
今季のライジングスターズでMVPを受賞した
マイルズブリッジズではない方のブリッジズ。
 
個人的にはめちゃくちゃ好きなタイプの選手。
 
全体的になかなか完成度高いし、
理想の3&Dのロールプレーヤーって感じだよね。
 
エースを潰す役割でも、ちゃんと貢献してるしさ。
 
地味にうまい選手にはもってこいな選手だなー!笑
 
そんな彼を今回は書いていこう。
 

今季成績

 
MIN:27.3
PTS:8.7点    AST:1.8本    REB:4.0本   STL:1.4本 
FG%:51.6%    3P%:35.2%    ±:0.7
 
EFG%58.5%    TS%:62.3%  usage%:12.2%  
 
 
これ見てもなんとなく分かるけど、
理想のロールプレーヤーなんじゃないかな。
 
usage%の低さからもボールを欲しがらないし、
かといって頼られたら効率の良い選手
 
サンズ全体が±値が−1.4だから、
 
そこから分かる通りチームにプラスをもたらしている。
※他にサンズで+は、ルビオ/エイトン/ブッカーのみ
 
 
出場時間の割には、スティール数も超優秀。
守備での貢献度は相当あるんじゃないかな。
 
守備時には、エースキラーにもなれるのも強み。
 
このタイプはどこのチームも欲しがりそうだなー。
 

ディフェンスでの貢献度の高さ

ブリッジズを語る上で、絶対に外せないのがディフェンス能力の高さ

 
サンズにとっても、彼は大切な選手の1人だろうな。
 
サンズ自体は、守備が微妙なチームだからね。
 
今季平均失点:113.9(リーグ21位)
今季平均得点:112.6点(リーグ14位)
 
 
得点よりも失点が多いんだよね。
まー、これは大事なことじゃないんだけどね。
 
ただ、そんなサンズでも彼の出場時には+0.7点を作っているということ。
 
これが大切なことなんだ。
 
そして、ブリッジズがいなくなるとチームが悪くなる
 
 
ミケルブリッジズのオンとオフコートの±値
オンコート:+0.7(チーム4位)
オフコート: −2.1(チーム2位)
 
 
オフコートに至っては、ルビオの次に悪くなる。
 
ルビオがいなくなると停滞するのは知られているけど、
実はこの現象は彼も同じなんだ。
 
ブッカーよりもだから、影響力は相当なんじゃないかな。
これの理由は単純でいないと点が取られる
 
 
○ミケルブリッジズのオフコート時
相手FG%:48.8%(チーム1位)
 
 
彼が出場していないだけで、
相手のシュートがイージーになってしまっているんだ。
 
個人の面で見ても、彼の守備の貢献が分かる。
 
 
ディフレクション:2.8(チーム2位)
36分換算では3.6本(ダントツでチーム1位)
 
 
ちゃんと守備で相手の邪魔をしてるのが分かるだろう。
それに彼は、相手エースのマークにつくことも多い。
 
いなくなるとチーム的にはやっぱり痛いよ。笑
 
 
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参考までにサンズの守備が悪いデータ

 
DFG%:リーグ24位     
DIFF%:リーグ26位
※DIFF%=相手のFG%をどれだけ下げているかの数値
 
そして、3Pは打たれる本数は少ないけども、
高い確率で決められてしまっている。
 
相手3P%:36.9%(リーグ23位)
 
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ただ、こんなディフェンスを支えているのは、ブリッジズでもあるんだよね。
 
DIFF%:0.0 (チーム3位)
 
 
そして、高確率で決められる3Pもかなり防いでいる。
 
3PのDIFF%:−1.6(チーム2位)
 
それに彼がマークに付くのはエースが多いからね。
 
それでこれだけのディフェンスができているってこと。
守備面において、すごく優秀なのが分かるだろう。
 
だけど、攻撃面でも優秀だよ。
 
 

効率の良いオフェンス

 
FG%:51.6%     3P%:35.2%
 
上に書いたんだけどなかなかだよ。
 
FG%は超優秀であり、3Pも及第点の成績である。
そんな、彼は得意な場面でのみ点をとっている
 
キャッチ&シュートのみの3Pと強いゴール下
 
 
これが彼のオフェンスを支えている。
 
 
 

ミケルブリッジズのシュート構成(1試合あたり)

 
10フィート以内      全体の49.0%
FG:2.1本(3.1本)
FG%:67.2%
 
キャッチ&シュート3P      全体の38.4%
3P:0.9本(2.4本)
3P%:35.5%
 
 
彼のキャッチ&シュートは1試合あたり2.6本
その2.4本が3Pなんだ。
パス経由でのシュートはほぼ全部3P
 
 
コーナー3Pの確率も非常に高い。
両コーナーともに約40%の成功率を誇る。
 
そして、ほとんどプルアップで3Pを打たない
プルアップ3PAは0.1本も満たない。
プルアップは対照的にほぼ2Pのみ。
 
あとは、イージーなゴール下がメイン。
 
シュートの約半分が10フィート以内からだよ。
そして、確率がめちゃくちゃ良い。
 
 
5フィート以内
FG%:70.9%
 
ちゃんとゴール下を決めきれているよね。
この高確率を支えているのは、守備やカットでのプレー。
 
 
トランジション
2.5点(チーム3位)  FG%:66.7%
※ブッカー、ウーブレの次
 
彼の生み出す守備からのスティールや切り替えを利用し、
得点チャンスをものにしてあるのが分かるだろう。
 
 
カット
1.9点 (チーム2位)  FG%:83.6%
※エイトンの次
 
 
カットでの得点が多いし、効率が桁違いなんだ。
タイミングもよく分かってるよね。
 
この2点が、ゴール下での高確率を生み出している。
任されたチャンスにきっちり決めて貢献してるよね。
 

まとめ

 
ミケルブリッジズの優秀さが少しは伝わったかなー?笑
 
サンズはどうしても、ブッカー/ウーブレ/エイトン/ルビオのイメージ強いよね。
ただ、ブリッジズが良い味を出していることは、めちゃくちゃ重要なんだ。
 
なかなか日が当たりにくい選手ではあるけど、
こんな選手がいるからバランスが保てる。
 
バックスのヒルやディヴィンチェンゾと同じ。
 
いないとチームはうまく機能しない。
 
 
ベンチながらネットレーティングもチームで3番目だし。
彼の献身的なスタイルはチームにとって重要。
 
ウーブレやサリッチの怪我に伴い、スターターでの出場の増えたシーズン後半。
 
なかなかのスタッツを出し続けていたんだ。
 
今回は書ききれなくて書いてないけど、
スターター時には50-40-90を達成しているから。
 
 
ブリッジズがいかに優秀なのが分かる。
これでいて、サンズは2022-2023シーズンまでキープできるのは大きいよ。
 
それに今年なんてルーキースケールで4milだし。
他チームは本当に羨ましい限りだよなー。
 
にしても、ビラノバ大は優秀なロールプレーヤー多いな。
ディヴィンチェンゾもハートもブランソンも。
 
好みの選手がめちゃくちゃ多い。笑
 
 
長々とありがとうございました。
 
 
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