セルティックスをディフェンスで支えるマーカススマート

セルティックスをディフェンスで支えるマーカススマート

今回は、特に見ていて好きな選手。

セルティックスのマーカススマートです。
 
彼が好きな理由は、努力の塊のような選手だから。
 
最近では、オフェンス面でも成長している。
これも相当努力しているんだろうなー。
 
 
ディフェンスはデータに出ないから評価しにくい。
 
これも極めてしまえば、話は別なんだよね。
 
 
今回は、彼の成長を書いていこう!
 
 

今季成績

 
MIN:32.5分
PTS:13.5点  AST:4.8  REB:3.8本   STL:1.6本  
FG%:38.0%    3P%:34.8%    ±:4.5
 
EFG%48.1%    TS%:51.9%  usage%:18.7%   
 
 
実は、AST/TO比が超優秀で2.89を記録!
ミスの少ないアシストの上手なNBA選手TOP10

これは、スマートを比較するために作った記事だからね。

 
 
スマートはここに載ってなかったんだけど、
何が優秀かって10点以上4アシストの選手はそういない。
 
 
 
これでAST/TO比をソートすると、
1位   ホーフォード   3.75(12.0得点、4.1AST)
2位   イシュスミス     3.70(10.5得点、4.8AST)
3位 ペイトン    3.36(10.0得点、7.2AST)
4位 ルビオ        3.27(13.1得点、8.9AST)
5位 オーガスティン    3.23(10.4得点、4.6AST)
6位 クリスポール   3.11(17.7得点、6.8AST)
7位 ブログドン    2.98(16.3得点、7.1AST)
8位 スマート    2.89 (13.5得点、4.8AST)

クリスポールとルビオとブログドンすごいなー!
ペイトンも意外と活躍してるよね笑
 
ここに出てる選手の中でも、スマートには他に守備という長所があるからね。
 
スマートがいかに優秀か分かるはず。
 
±値においても、チームで4番目。
セルツのチームディフェンスが成立するのは影響力も大きい。
 
 
1〜5番まで対応できるのが彼の強みだし、
ポストアップのディフェンスもうまい。
 
オフェンスで+を多く作れる選手ではないけど、
ディフェンスにおいてはNBA最高クラスの選手。
 
1人でディフェンスを成立させられるくらいの実力者。
1人スイッチディフェンスの鬼だからね。笑
オフェンスでも、パス主体のプレーとusage%の低さもあり邪魔にはならない。
 
 
ケンバ/ヘイワード/テイタム/ブラウンに任せて、
チームでの立ち位置もしっかり理解している。
 
おそらく、どこのチームも欲しがるタイプじゃないかな。
 

NETRTG

【スマート】

OFFRTG      110.9         OFFRTG     112.3
DFFRTG      104.3   DFFRTG     106.2
NETRTG          6.7         NETRTG         6.1
 
※色塗り太字がセルツ通常時
 
 
元々低いセルツのDFFRTGをさらに引き下げているんだ。
 
DIFF%も−2.4%と超優秀。
彼がマークすると相手の選手はFG%が2%も下がる。
 
ディフレクションもリーグ11位 3.2回
 
 
これもリーグでトップクラスの成績だよ。
 
もちろん、彼よりも数が上の選手はいるけど、
1〜5番まで守れる選手はなかなかいない。
 
 
スティールも1.6本だしさ。
 
カバーディフェンスのセンスも抜群だし、
ディフェンスはリーグで5本の指に入るんじゃないかな。
 
スマートの背の高さでそれをやるからすごいんだ。
 

オフェンス面の成長

PTS:10.2点→8.9点→13.5

3PM:1.4本→1.6本→2.4
 
成功率は年々変動があったりするから評価が難しいけど、
3Pが苦手な彼が毎年成長しているんだ。
 

得点面でも、十分な活躍だよ。

 

さらに細かく成長している3Pを見ていこう。
 
キャッチ&シュート3P
3PA:3.1本→3.2本→4.3本
3PM:1.0本→1.2本→1.4本
3P%31.3%→38.7%→31.4%
 
 
プルアップ3P
3PA:1.4本→1.1本→2.6本
3PM:0.4本→0.3本→1.0本
3P%:27.1%→29.1%→40.4%

成長しているのは、プルアッブでのシュート能力。
これは3Pだけでなく、 2Pでもなんだ。
 
 
【プルアップ】
FG%:34.7%→31.9%→40.8%
EFG%:41.0%→41.1%→53.8%
 
今季は、シュートの中でプルアップが1番成功率が高い。
 

ハンドラーの役割も増えたこともあるが、

その変化に合わせて成長しているのが分かるよね。
 
キャッチ&シュートよりも難しいプルアップを、
決められている点からも、今後さらに成長するだろう。
 
ハンドラーでもターンオーバーの少なさは武器になるし、
もうディフェンスだけの選手ではないんだ。

まとめ

ディフェンス面でNBA屈指の実力者でありながら、

最近ではオフェンスも成長しているよね。

 
チームでの役割に合わせて、苦手を克服し成長する。
 
トーマス/カイリー/ホーフォード/
そして、現在のスター達とのプレーからも学んでいるんだろうな。
 
ブラットスティーブンスの戦術がうまくいく背景には、
スマートの存在があるはず。
 

彼はチームにおいても大事な選手なんだ。

 
 
セルティックスが良いバスケができるのは、
彼が裏で献身的な活躍をしているから。
 
これからの成長にさらに期待です!
 

 

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