スパーズの小さな巨人ミルズ

今回は、スパーズのレジェンドであるパティーミルズ。
実は、スパーズの中で1番好きな選手。
ちなみに2番がデジョンテマレーなんだ。
ミルズは毎年安定した活躍をしていて、
スパーズがプレーオフに出続けられるのは、
少なからずミルズの影響も大きいはず。
彼はスーパーシューターだからね。
今回は彼について書いていこう。
今季成績
MIN:22.7分
PTS:11.7点 AST:1.8本 REB:1.6本 STL:0.8本
FG%:42.9% 3P%:38.0% ±:+1.8
EFG%:55.7% TS%:58.9% FP:18.2 usage%:19.3%
実は、今季得点においてはキャリアハイのシーズン!
TS%はチームでもトップクラス。
ミルズは常に安定した活躍をし続けているよ。
FPでも今季キャリアハイで貢献度の高さがよく分かる。
スパーズは試合全体で−1.8のところ、
ミルズはちゃんと➕を作って貢献している。
スパーズの主要な選手でこれはトップ。
そして、これだけじゃない。
ミルズオフコート/−3.6
これもチームトップなんだ。
チームに必要不可欠な選手だってことがよく分かる。
レーティングにもバッチリ貢献が表れている。
ミルズのRTG
【OFFRTG】112.5 111.3
【DFFRTG】108.9 112.8
【NETRTG】3.6 −1.5
※横の色塗り太字が通常時のスパーズ。
彼の出場時のレーティングの安定感が分かるだろう。
ミルズのいる時は、攻守両面で改善しているんだ。
ネットレーティングはポートルに次ぐチーム2位。
ベテランとしてチームに➕をもたらしているんだ。
ミルズがこれだけのレーティングを残せているのにはちゃんと理由もある。
【pace】104.19 100.60
主要な選手の中でミルズ出場時が1番ペースが早いんだ。
彼が出るとチームが大きく変わる。
チームのペースの変化は、スパーズにとって1つのアクセント。
チームで最も遅いオルドリッジとデローザンが主軸。
その2人とも別の味を出しているのがミルズ!
もちろん、ベリネリなんかも早いんだけどね!
次はシュート構成の面から!
シュート構成
2PA %:32.1% 2PA :2.9本 2P%:53.1%
3PA %:67.9% 3PA :6.0本 3P%:38.0%
FG%:42.9%
見ると分かるけど結構優秀なんだー。
3P主体だからFG%は伸びにくいけど、3Pをちゃんと決めている!
シューター達と比べて、若干劣ることはあってもほぼ遜色ない成績なんだ。
○シューターFG%
コーバー:42.9%
レディック:45.0%
ダンカンロビンソン:46.7%
彼の特徴は、クイックリリースとスクリーンの使い方のうまさ。
若干レディックと似ているんだけど、ミルズの場合は役割がやや違う。
シューターなんだけど、ポイントガードなんだ。
→ピュアシューターではないってこと。
上に並べた選手達は生粋のシューター達。
その選手達とも比べられるくらいのシュート力がある。
ジョージヒルほどプレイメイクしないけど、役割は1番近い方なのかな。
ヒルは今季絶好調だけど、去年と一昨年は微妙だった。
それに比べてミルズの活躍はいつも通りなので、
チームとしては計算しやすい選手なんだよね。
安定感も彼の売りなんだ。
場所別の3P
【左コーナー】
アテンプト:25本(51本)成功率49.0%
【右コーナー】
アテンプト:12本(31本)成功率38.7%
【その他3P】
アテンプト:111本(305本)成功率36.4%
シューターとして超優秀。
これの秘密は上でも書いたけど、スクリーンの使い方が上手なところだろう。
○相手の距離別3P
タイト 0.5本(1.5本) 34.1%
オープン 0.9本(2.5本) 36.5%
ワイドオープン 0.8本(1.8本) 42.7%
レディックの記事で前に書いてるので比べてみてねー。
本数的にはそんなに変わらないんだよね。
だから、マークを外す力は秀逸ということ。
もちろん、レディックはすごすぎるので勝ててません、、
ただ、オープンとワイドオープンで打つ本数が多いのがすごいこと。
それに、彼は一応ポイントガードの選手だからね。
まとめ
スパーズのベテランとして、メンターとして、
彼はチームとって重要な存在。
その貢献だけでなく、プレーでも抜群の安定感なんだ。
パーカーからミルズ、ミルズからマレーへ
スパーズのこの受け継がれるバトンが大好きなんだー。
オーストラリア代表でも本当に欠かせない選手だしさ。
本当に良いベテランだなー。
スパーズの試合は、特にミルズを是非見て欲しい!
チームに貢献しまくっているから。
ネクストジョージヒルって言って、ヒルのリンク載せて無かった。笑
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