スモールラインナップでブロック6位のセルティックス

Twitterでの疑問で、
「セルツはリムプロテクターなしでなぜブロック数が多いのか?」というのがありました。
確かにタイスは小さい。
センターの選手にしては小柄だし、
威圧感もエンビードやホーフォードに比べると特にない。
威圧感もエンビードやホーフォードに比べると特にない。
なのに、セルツのブロックは多い。
これについて、最近セルツの試合たくさん見て研究したので書きます!
そのおかげで、最近ケンバとスマートのファンになりました笑
今季平均ブロックトップ10
1位 レイカーズ 6.89回
2位 ブレイザーズ 6.29回
3位 バックス 6.29回
4位 ウルブズ 5.95回
5位 マジック 5.77回
6位 セルティックス 5.66回
7位 グリズリーズ 5.64回
8位 シクサーズ 5.53回
9位 スパーズ 5.39回
10位 ペリカンズ 5.23回
※去年はブロック数5.3回
今年はブロック数が増えている。
去年はホーフォードがいたのにね。(ホーフォードの去年BLK1.3回)
去年はアンカーとしてホーフォードを活用していた。
今年の違いは、タイスがアンカーを務めているため、
明らかにサイズが小さいということ。
色つきのセルツとマジックはタイプが似ているんだよね。
ブロック数の多いチームには、ほとんどリムプロテクターがいる。
ただ、この2チームにはいないんだよね。
なぜ、効果的にブロックできているのか、
これは相手チームのペイント内得点がわかりやすい。
相手のペイント内得点
1位 バックス 38.4点
2位 ラプターズ 41.8点
3位 セルティックス 43.2点
4位 ニックス 43.8点
5位 マジック 44.8点
ニックスいる笑笑
実は、セルツは3位の好成績なんだ。
インサイドの身長は足りずとも、ペイント内で点を取られていないってこと。
言い方をかえれば、ペイント内に入れさせないディフェンス力を持つ
→ペリメーターのディフェンス能力が高い選手が多い
最強ディフェンダーのスマート、身体能力の高いブラウン
守備が上手くなったテイタム、万能なヘイワード
主軸の選手達が、ハードなディフェンスとチェイスができるんだ。
ここからは主観だけど、セルツディフェンスは、
1人目がバランスを崩させ、無理やりシューティングさせる。
そこを、もう1人がカバーしながらブロックする。
基本的に相手はカバーリングで中に入られないし、
中に入れてもバランスを崩しているため、飛べない。
そこを、ブロックやディフレクションにつなげる。
チーム全体が動ける選手で編成されてるからこそ、これが可能になっている。
○セルティックス
失点:106.6点 (リーグ4位)
スティール:8.23回 (リーグ8位)
ディフェンスレーティング:105.9 (リーグ3位)
ディフレクション: (リーグ1位)
※ディフレクションとは、ボールを触ったり、ドリブルやパスをさらせること。
そらした結果、奪えたらそれはスティールになる。
ただただ超優秀なセルティックス。
セルツはボールを取らなくとも、邪魔をするのがとてもうまいチームなんだ。
個人のディフェンス力+圧倒的なチームディフェンス
これによって、強固なディフェンスが生まれている。
ディフェンスの下手な選手を隠して生かすのも上手。
○カンター
去年 0.4ブロック(24.5分)
今年 0.8ブロック(18.1分)
出場時間は減少しているのにブロックは増加している。
正直カンターがこんな変わってるとは思わなかった。
去年ブレイザーズでザルだったからさ笑
タイスも進化しているよ。
○タイス
去年 0.6ブロック(13.8分)
今年 1.3ブロック(23.2分)
数値上では、ホーフォードの穴を見事に埋めている。
タイスお見事です👏
この記事で分かる特徴は、ペイント内と3Pを徹底して防いでいること。
要するに、時代に合わせたディフェンスを徹底しているということ。
スティーブンスの手腕が存分に発揮されているよね。
彼が、最も輝けるのは超スーパースター選手がいない時。
アイザイアトーマスの時もそう!
カイリーがいなくなった今、彼が存分に力を発揮できる環境が整った。
だから、今年のセルティックスは好成績を残せている。
今回の記事は、ディフェンスがメインのため、ほとんど見て感じたことが多めだけど、
ディフェンスは数値で表れにくいものだからね。
最先端な守り方をするセルティックス。
これが彼らの強豪である秘訣といえるだろう。
面白かったら、ランキング上げたいので是非〜〜
お願いします🙇