NBAをデータで考えると見えるディフェンスの重要性
- 2020.02.13
- NBAブログ

今回は前に作り置きしていたディフェンスの重要性を書きます。
「オフェンスは水物で、ディフェンスは計算できる」
この言葉の内容通りだと思っています。
いくらオフェンスが強くても、バスケットでは勝つことはできない。
ただ、優勝するまでにオフェンスも大事なんだけどね。
今回一つ言いたいのは、
「ディフェンスが強ければ、そこそこ強いくて大崩れはしない」←これです。
まずは、今季ディフェンス能力の高いチームを挙げていきます。
1位 マジック 105.3点 (32.7本 36.4%)
2位 セルティックス 105.7点 (33.7本 34.3%)
3位 シクサーズ 106.2点 (28.6本 35.4%)
4位 ナゲッツ 106.4点 (32.9本 34.1%)
5位 ラプターズ 106.7点 (38.7本 34.0%)
6位 レイカーズ 107.2点 (33.2本 34.7%)
7位 バックス 107.3点 (39.1本 35.9%)
8位 ジャズ 107.3点 (31.5本 34.4%)
9位 ペイサーズ 107.5点 (32.8本 34.7%)
10位 サンダー 107.9点 (32.8本 34.4%)
プレーオフ圏外のチームがない。
これこそ、ディフェンスの重要性を示すデータだよ。
ここに挙がるチームの特徴は、「3Pを決められない」というのがある。
挙がってないチームに比べてってことね。
平均はだいたい35%を超えてくる。
マジック、シクサーズ、バックスを除いてね。
この3チームはインサイドでのディフェンスを固める傾向があるから、
3Pまでチェックしきれていない。
3Pまでチェックしきれていない。
シクサーズは3Pを決められてるけど、
そもそも3Pを打たれていないので気にしなくて大丈夫。
実は、3Pを最も打たれていないのがシクサーズだから。
(相手のアテンプトが28本代)
だから、シクサーズは実質3Pを抑えられている。
他はどのチームも32〜33本は打たれている。
特にバックスは多い。
39.1本打たれ、NBAで最も打たれている。
シクサーズとは10本も違う。
インサイドを固めているのが理由になるかな。
ただ、インサイドでは強いからね。
最終的に、何が言いたいかって、
「3Pを効果的に抑えられるチームは強い」ってこと。
一部の例外はあるけどね。※ピストンズ
上に挙げたチームは被3PMが少ない傾向がある。
ただ、それだけが要素ではないけどね。
FGやFT、ターンオーバーなんかも関わってくるから、
実際にはそんなに簡単じゃない。
マジックはディフェンスで成功しているチームだからね。
それでも勝てるのがマジックの強み。
反対に、オフェンスで点をとっているチームはこんな感じです。
1位 バックス 119.8点
2位 ロケッツ 118.2点
3位 マーベリックス 116.2点
4位 ウィザーズ 115.7点
5位 ペリカンズ 115.7点
6位 クリッパーズ 115.6点
7位 レイカーズ 114.6点
8位 ブレイザーズ 113.6点
9位 ラプターズ 113.4点
10位 スパーズ 113.2点
挙げてみて感じるのは、プレーオフ圏外のチームが多いこと。(赤字)
得点が取れたら勝てるなんてことはない。
点が取れる試合もあるし、点が取れない試合もある。
だからこそ、オフェンスは水物って言われるんだよね。
上に挙げたけど、ディフェンスは違う。
できたらできた分だけ、チームは上にいるんだ。
確かに強豪チームは、どこもディフェンス強いと思いませんか?
もちろん例外はあるけどねー。笑
以上、ディフェンスの重要性でした。