ペリカンズで覚醒したブランドンイングラム

今回はイングラムの変化をデータから分析していこう。
今季とても飛躍したからね。
やっぱりポテンシャルはトップクラスだった。
今季のペリカンズはADを失ったこともあり、成績は決して良くない。
ただ、個人単位で見たら凄く成長した年だと思う。
その中で顕著なのが、イングラムだよね。
彼はネクストKDとか言われていたけど、
イマイチ力を発揮できていなかった。
だけど、今年は見事にKDのようになっているよね。
去年と今年の成績
去年:pts 18.3点 reb 5.1本 ast 3.0本
今年:pts 25.0点 reb 6.3本 ast 4.3本
これだけの成長が1年間だからね。
全ての分野で成長が見られるよ。
実は、安定して成長し続けていました。(得点)
9.4点→16.1点→18.3点→25.0点
ただ、今年の成長は異常ってことで取り上げてます。
変化としては、特に効率の良い選手になった。
実際にデータでもはっきり現れている。
目次
去年と今年
TS%:55.5%→59.6%
FTA:5.6本→6.3本
FT%:67.5%→85.6%
3PM:0.6本→2.5本
3P%:33.0%→40.4%
このTS%が非常に重要。
フリースローを含む得点の効率を表している。
TS%向上はイングラムの攻撃の効率が上がったのを示している。
EFG%はFGの効率だからね。
これ実は、キャッチ&シュートの増加がある。
○キャッチ&シュート
シュート全体の構成の割合
16.9 %→29.8 %
アテンプト:2.4本→5.4本 EFG%:44.7%→61.8%
キャッチ&シュートが格段に進歩しているのが分かる。
今季量と質ともに大きく変化している。
今季量と質ともに大きく変化している。
○コーナー3P
左コーナー
アテンプト:17本(39本)43.6%
※去年5本(14本) 35.7%
右コーナー
アテンプト:13本(32本)40.6%
※去年9本(26本) 34.6%
コーナーの本数も特に増えているよね。
今年は去年をもう上回っている。
キャッチ&シュートの精度アップに応じて、コーナーも良くなっている。
シーズン序盤から期待されていたザイオン不在の中、
チームのエースとしてペリカンズを支えていた。
チームのエースとしてペリカンズを支えていた。
もちろん、彼のエースとしての負担も大きい。
usage%:22.7%→28.3%
ボールを任される時間は増えたけど、
その中でも確実に仕事をこなしている。
その中でも確実に仕事をこなしている。
この効率アップには、プレーメーカーとの相性もある。
ロンゾとの連携が前より改善されたってこと。
○ロンゾからのパスを受けたイングラムの得点効率
FG%:34.4%→42.1%
3PA:0.4本→1.6本 3P%:11.1%→39.7%
去年の連携はひどい。
ただ、今季は自由にやれてるから改善してきている。
今はロンゾがイングラムを探しているシーンをよく見る。
ロンゾがイングラムを信用しているのが分かるだろう。
そして、ウイングだけどフィジカルに頼らないのがイングラムの特徴だったりする。
長い手足をうまく存分に生かして、
3Pかリムアタックをハッキリさせている。
3Pかリムアタックをハッキリさせている。
だからこそ、EFG%やTS%にも良い結果が出ている。
チームが弱いが故に±やネットレーティングは悪いけど、
若いチームということを加味したら、3年後には楽しみなチーム。
イングラムほんといい選手になったなー!
これにザイオン!レブロン以来の逸材。
一応予定では、ザイオン→チーム分析→他の選手
【関連記事】
ペリカンズの現状
ペリカンズを支えるデリックフェイバーズ