ザイオンの影響力とイングラムとの相性

※この記事はロケッツ戦の前に作成しております。
前回はイングラムについて書いたけど相当成長してた。
見事オールスター入りして、スーパースターの仲間入り。
ただ、ペリカンズにはもう1人決して忘れてはならない男がいる。
それは、ザイオンウィリアムソンだ!!
ペリカンズはザイオンが来てから良くなったよね。
5戦で3勝2敗
ただ、負けたスパーズとナゲッツ戦は
4Qにザイオン出てないからね。
○5試合スタッツ
pts:19.5点 reb:8.2本 ast:1.7本 FG% 62.5%
EFG%:64.1%(52.2 %) TS%:63.5% (56.8 %) +9.0
※()はジャモラントの数値。
正直ザイオン神だよね。
こんなすごい若手見たことないかも。笑
こんな確実に点を取れるルーキーはまずいない。
モラントもすごいけど、ザイオンがシーズン開始にいたら正直分からない。
まーポジションの違いとかプレースタイルが違うから比べるのは難しい。
モラントは正直うますぎるし。
ただ、ザイオンが起こした大きな変化はすごい。
特に2点
・インサイドの圧倒的強化
・イングラムの負担軽減
目次
インサイドの強化
※グリズリーズ以前の試合
失点数: 117.3点→113.3 点
ペイント内失点:52.4点→47.0点
FG%: 45.6%→48.6%
ペイント内得点:47.2点→52.5点
3P%: 37.3%→41.4%
これだけの変化がザイオン復帰であらわれているんだ。
○rebスタッツ
オフェンスリバウンド:3.5本
ディフェンスリバウンド:4.7本
リバウンドの構成でオフェンスリバウンド多すぎだろ!
失点減にオフェンス効率のアップ。
ただ、正直これだけ見ても分かりにくい。
○ザイオン出場時のレーティング
オフェンス:116.3
ディフェンス:101.4
○ペリカンズ自体
オフェンス:110.0
ディフェンス:112.3
これなら、ザイオンのすごさ分かるんじゃないかな。
いるだけでオフェンスとディフェンスが格段に強くなる。
でも、ザイオンだけで勝てるほどNBAは甘くない。
チームにも弱点があるから。
ペリカンズの弱点は、
ロンゾがハーフコートオフェンスが得意でないこと。
他にもあるんだけど、これは大きいと思う。
まーこれは次の記事で書くからこの辺で。
ただ、そんな問題を解決できるのがザイオン。
彼は普通には止められないからね。笑
ザイオンがいる分、トランジションも勝てるし、
ハーフコートでもミスマッチを簡単に作れる。
ザイオンとセンターの選手ではスピードでミスマッチが起こせるからね。
ガードの選手は、彼のパワーと戦うのはまず不可能だし。
どんなスター選手たちよりもロンゾを生かせるのがザイオンなんじゃないかな。
○ザイオンへのアシスト
ロンゾ:2.3アシスト(FG%は50%)
ザイオンへのアシスト数チーム1位
○ザイオンのスタメンとの相性
※出場時の2人単位で見た時の±値(ザイオン+誰か)
ロンゾ:+7.5 (20.4分)
ホリデー:+9.2 (18.6分)
フェイバーズ:+7.7 (13.8分)
イングラム:+6.3 (16.8分)
本当にみんなと相性がよろしい。
一個気付くのは、ガード陣との相性の良さ。
ホリデー、ロンゾって守備エグい二人と、
ザイオンのトランジションはエグいよ。
守備うまい=相手がシュート外す・スティールが増える
トランジションの数が増える→ザイオン本領発揮
だからこそ、二人との出場時に+値が大きいんだろう。
あと、意外とザイオンはフィニッシュが柔らかい。
スピード+パワー+フィニッシュの多彩さ
これができるからこそ、ザイオンにマークが集中する。
てことは、イングラムの負担も減るよね。
○今シーズンのザイオンusage%:25.7%
○イングラムのLAST 5 games
usage%:23.5% (28.2%)
※()はシーズン平均
ザイオンが来てから、
イングラムの負担は明らかに減っているんだよ。
まーまだまだザイオンにも弱点はあるんだけどね。笑
フリースローがうまくない。
ただ、それは時期に修正してくるだろうからね。
FTA:5.3本 成功率:53.1%
今後さらに効率の良い選手になる。
彼は、ボール持たなくても仕事ができる。
イングラムとの共存が微妙という意見が多かったけど、
個人的には絶対に合う2人だと思う。
ザイオンは判断も良く、パスができるから、
イングラムがコーナーにいれれば強いと思う。
これ根拠もあって、前回の記事でイングラムの3P%とキャッチ&シュートのこと書いたよね。
イングラムの成長している点とザイオンのパス能力の高さを考えて欲しい。
「イングラムのオフボールの動き…」ってのもあるけど、
ザイオンが持てばインサイドは収縮する。
そこに、イングラムの3Pは相当驚異じゃないかな?
イングラムがボール運んでザイオンのカットも合いそうだしさ。
懸念点は、ザイオンとヘイズの相性。
同時に出るとプレーエリア潰し合いがちに見えるかな。
ただ、この辺も経験積むごとに成長していくでしょう。
ザイオンの影響力とイングラムとの相性でした。
ペリカンズは今でも面白いバスケするし、
今後さらに期待しましょー!