NBA最強のフランチャイズであるスパーズ part1

NBA最強のフランチャイズであるスパーズ part1

NBA1息の長いチームといえば、
誰しもが一つのチームを思い浮かべるだろう。


それは、サンアントニオスパーズだ。


ヘッドコーチであるポポヴィッチの元で、
毎年良いチームを築きあげてくるのが特徴。


ポポヴィッチは通算勝利数で歴代コーチの中で1位だからね。
とんでもない、名将だよ。

現在では、アメリカのヘッドコーチを務める。

今回はそのスパーズについて、紹介していきます。

彼が長年築いてきたフランチャイズはNBAでも屈指。
20年で5回優勝してるからね。


彼のところでプレーしてれば、
選手としても確実にレベルアップできるのは間違いない。

優勝した時には、ビッグ3こと、
ダンカンやパーカー、ジノビリなんかがすごかった。

このメンツに加えて、左のレナードです。
レナードもスパーズの門下生。

私はレナードがいなくなる時、「なんでやねん」って叫びましたけどね笑

 


まずは、簡単にスパーズのレジェンド達を紹介しよう。

 

ティムダンカン

 

1人目は、スパーズ一筋19年間のティムダンカン(背番号21)
受賞歴

・NBAチャンピオン 5回
・FMVP 3回
・SMVP 2回
・オールスター 15回 (MVP1回)
・オールNBA1stチーム 10回
・オールNBA2ndチーム 3回
・オールNBA3rdチーム 2回
・オールディフェンシブチーム 15回
・新人王

オールNBAとオールディフェンシブの15年連続は歴代単独1位。
通算ダブルダブル数歴代1位。


受賞歴や歴代記録について書きましたが、すごすぎるよね。
どっから手つけていいか分かりません笑


オールNBAとオールディフェンシブ15年連続は、
今後のNBAでも破られないと思う。

だって、攻守両面で実力がないとまずありえないし、
それを15年連続だからね。

ダンカンがいかにすごいことか。

この間レナードのSMVP2回で凄いと書いたんだけど、
3回のダンカンはもっとだからね。

だからこそ、今でも歴代最高のPFって意見が多いんだろう。

プレイスタイル的には地味だけど、なんでもできる選手がダンカン。

安定したポストムーブ、リバウンド、ショットブロック、
そして味方を生かすアシスト力。


どれをとっても一級品でありバスケットIQも抜群


プレイスタイルのすごさは伝わってるから、
マインドで言うと、エースとサポート役の両面ができる。

スター選手だとエゴが強かったり、
ボール欲しがる選手が多いんだけど、彼は違う。

 

味方を生かすことができるんだ。

 

これがダンカンの1番の武器であり、
スパーズに最も合う選手になれた理由だと思う。


そして、彼は誰よりも基礎に忠実であり、
正確さに定評があった。

チームの大黒柱が基本に忠実だと、
周りにも良い影響を与えるよね。


だからこそ、ダンカンはスパーズの精神的支柱として長く活躍できたんじゃないかな。

 

トニーパーカー

 

次は、トニーパーカー(背番号9)

受賞歴

・NBAチャンピオン 4回 
・FMVP 1回
・オールスター 6回 
・オールNBA2ndチーム 3回
・オールNBA3rdチーム 1回 


彼はフランス人であり、ヨーロッパ人として初めてFMVPを獲得した男。

パーカーの武器は、キレの鋭いスピンムーブと
ビッグマンを翻弄するフローター、圧倒的なスピード。
※これはジョンウォール並み

パーカーは小柄な選手なのに、
ペイントエリアでも得点を量産し続けていた。


キャリア平均でも50%近くだからね。

それができたのは、最強のフローターがあったから。
安定したミドルレンジショットも魅力の一つ。

プレイメイク力も抜群で、アンセルフィッシュなんだけど、
勝負所では自分で力を発揮できる理想のPG。

 

私が、スパーズで好きなところは、
PGたちが世代毎にバトンを繋いでいくところ。

昔はパーカーが圧倒的な力を発揮していて、
時が経ちミルズがスターターとなり、
パーカーがベンチから支える。


今では、新しくマレーがスターターとなり、
ベテランとなったミルズがベンチから支える。

これが、スパーズ受け継いでいくバトン

優秀な若手をベテランがサポートできたからこそ、
長年強豪でいられたんだろうなー。

 

マヌジノビリ

 

そして最後が、マヌジノビリ(背番号20)

受賞歴

・NBAチャンピオン 4回
・オールスター 2回 
・オールNBA3rdチーム 2回
・シックスマン賞 1回


ユーロステップをNBAで流行らせた人物。
今では、みんな使ってるけど当時はなかったんだ。


それを持ってきて、有名にしたのは間違いなくジノビリ。


まず、ジノビリを語る上で外せないのは、
ドリブルやフェイク、そしてオシャレなパス。


ジノビリのパスを知らない人は見たほうがいい。
もうほぼ黒子のバスケだから笑

ジノビリのドリブルは特徴的で、
狭いスペースでもスルスルっとすり抜けていくんだ。

そして、体の使い方が秀逸。

他にもフェイクのうまさは一級品。

左利きで守りにくい上に、抜群のシュート力、
そこにフェイクがあるため、フェイクがよく生きるんだ。


そのフェイクにやられて、ディフェンスはたまらずファールをしてしまう。


これだけじゃない。


彼はフリースローがめっちゃうまい。確実に効率よく点が取れるんだ。
まー上の写真だと、ジノビリがよく見えないから若い頃の写真載せよ。笑

あとね、ジノビリを語る上で外せないのは、
2004年アテネ五輪でアメリカを破り、
アルゼンチンのエースとして優勝したこと。


あのアメリカにも勝ってるってのが凄いよね。
それだけ一流の選手達にも、ジノビリは止められない存在だったんだ。

そして、彼はとんでもなくアンセルフィッシュな選手。

ビック3がボールムーブする上で、双方が譲り合う必要があったために、
ポポヴィッチはジノビリにベンチを提案した。


ただ、ジノビリはチームのスターなのにOKを出した。
自分の父の様な存在のポポヴィッチが言うならって。

カッコ良すぎないか。

ベンチになると言うことは名声はなくなり、
オールスターにも選ばれにくくなる。

 

そして、ベンチだからって給料面にまで影響がでる。

お金や名声とかを捨ててまで、
チームのために生きる彼のアンセルフィッシュな態度、ありえないよ。

 

チームのスターがベンチを務めることが、どれだけ難しいことか。
そして、シックスマン賞という結果を出したんだ。

これジノビリのファン絶対増えるな笑

こんな輝かしい歴史とベテランがいたフランチャイズであるスパーズ。


ダンカンはまたチームに帰ってきて、今はACを勤めている。

 

長々とありがとうございました。

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